幸せの時間 11話

幸せの時間」11話


燿子は、達彦から部屋にあった智子レイプ写真の出所を厳しく追及されるが、「インターネットから拾ってきた」「たぶん花屋が撮影したんじゃないの」とか言ってなんとかごまかす。それはなんとかなったが、達彦は、「人に知られたら困るから、これからはあまり会わないようにしよう」と言って帰っていく。

智子は塾から、「良介が最近塾に来ていない」と連絡されてぼうぜん。良介に電話するが、電源を切られてしまう。奈津は事情をさとって、財布を渡して、もう来なくてもいいと告げる。ところが、良介が奈津の家を出たところで、燿子の家を出て帰ろうとする達彦と鉢合わせ。これで全部バレてしまった。しかも、会うのをしばらくやめるやめないで、路上で達彦と燿子が言い争いをしているところに、なんと智子がやってくる。智子は2人に気づかないで行ってしまうが、達彦は燿子を突き飛ばして、家に帰るのでした。

家では、智子が良介のサボりを追及。智子が「あなたも何か言って」と達彦に振ると、「言えるのか、あんたに」と達彦に冷たく言って、部屋に入ってしまう。

達彦は、智子が出した料理が、燿子が作った料理と同じだったので仰天。しかもそこにまた無言電話がかかってきて、娘の香織からは「いつもパパの帰りが遅い時間に、ちょうどかかってくるんだけど」とツッコまれる。あわてて逃げる達彦。

良介の部屋には香織が来て、良介から話をすべて聞いてしまう。「パパって、最低」と言っているのを、外から立ち聞きしてしまう達彦。

智子は達彦に、スーパーで燿子と偶然会ったこと、燿子から恋人ができたと聞かされたことを告げる。達彦はあいまいにごまかして流す。

良介が学校に行こうとした時、達彦は、「後でちょっと話さないか」と下手に出るが、良介は冷たい視線を向けるだけで無言で行ってしまう。智子は良介の部屋を探しまわって、奈津が良介をスケッチした紙を見つけてしまう。

智子は、公園でスケッチに座っている奈津を訪ねていく。智子は良介のことしか言わないので、奈津は4人が鉢合わせしてしまったことを良介が家で言っていないことに気づく。奈津は、「もう会わないと決めたから安心して」と言い、智子は「二度とあの子にかかわらないと本気で約束して」と迫る。奈津は「わかった」と返事するので、そのまま智子は帰っていく。

香織は、絵里子が入院している病院に、矢崎の姪だと偽って入院費を払おうとするが、病院からは「今週中にこの10倍の額が必要です。お引取りを」と言われて追い返される。その足で香織は、公園にいる奈津のところに行き、どうか父親の浮気の事を智子には言わないようにと頼みに行く。奈津は、「わたしなんかに関わるな」と言うが、奈津は「わたし、援交やりたいんです!」と奈津に爆弾発言。奈津がびっくりしているところでおしまい。

お弁当はふつうの卵焼き入り弁当と、やたら豪華な弁当の二本立て。