幸せの時間 10話

幸せの時間」10話


いったん、奈津を押し倒した良介だが、「結局良介も力任せに奪うんだ・・・」と奈津に言われてショボーン。おまけに奈津に、「ママが心配するから家に帰れ」と追っ払われる。良介は、また上階の燿子の部屋の様子をうかがいに行くが、部屋の前で、変態花屋が部屋をチェックしているのを見てしまう。花屋は手帳に◯と×をつけているのでした。

達彦と智子は寝室で会話。智子は、「抱いてください」と自分から言うが、達彦は、
「でもおまえは知ったんだ。男に求められる歓びを。
お前を裸にして触れて舐め回して・・・貫きたいと思ってる男がいることを 
気持ちよかったんだろ 若い男にむさぼられて、胸揉まれて 
男の唾液で汚されたんだろこの肌を え? 
言えよ、どんなことをされたのか 
キスは上手かったか?舌入れてきたのか 
あいつの裸見たんだろ?  
あいつは!お前に!自分のを自慢して見せつけたのか!? ええ!! 」
とキレまくる。最低だなー。当然、智子からは「それこそレイプだわ」と言われてしまう。まあ結局は、智子も達彦もお互い謝って場はおさまった。

翌朝、またマグロの目玉弁当をつくる智子。これはまた気持ち悪い。

達彦は1人で花屋のところに行き、「人の女房に破廉恥なことをして」とからむ。「写真、あんたが撮らせたんだろう」と追及するが、花屋は本当に知らないので否定。そして、花屋は達彦に、「あなたは高村燿子さんの部屋に行ってますね」と逆追及。
「でもあの人は絶対に幸せじゃない!」
「ふざけるな、智子を不幸にしたのはおまえだろうが」
というやり取りになって、達彦は花屋に馬乗りになり、カバンでバシバシぶんなぐっている。店の外から客が見ていて叫ぶのだが、それを頃合いよく見ていたのが、みどり。

みどりは早速見てきたことを智子にチクリにいく。智子にちゃんと悩みを話したのかというみどりに、智子は、達彦がまだ燿子と別れていないことをしゃべってしまう。

会社で矢崎は入院費の相談を達彦にしようとするが、みどりが訪ねてきたのでさらっとかわされる。みどりは、達彦に「女と遊ぶなとは言わないけど、あの女はやめておきなさい」と諭す。ついでに新居についても不吉な一言を。達彦の携帯電話に燿子からのメールが入り、それをしおに達彦は撤退。

香織は例によって、絵里子の病室を訪ねていくが、矢崎が絵里子の体を拭ってやっているところに出くわす。矢崎は、その帰り、「手、つなごうか」と言ってさらっと手をつなぎ、「そのうち、一緒に風呂に入ろうな」とごきげんなようす。

良介はまた奈津の部屋に行ってモデルになっているが、そこで奈津に見せるのが例の「DHA」とワカメで書いてある、マグロの目玉弁当。「わ、グロい」と奈津は言っているが、パクパク食べている。おいしいらしい。そこを不意に奈津にキスする良介。脱童貞への道か。

達彦は、家に帰ってから、智子がみどりから聞いてきた話を聞かされるが、「あいつを殴ってくれたんだってね」と智子はよろこんでいる。それ以上のことはみどりが話さなかったらしい。

翌日、スーパーで智子が買い物しているところを燿子が見かけ、智子が買った商品をストーカー買い。燿子が店を出たところを待っていたのは花屋。「写真を撮ったのはおまえだろう」と追及されるが、大声で人を呼ぶので花屋は退散。そのおかげで、智子に気づかれるのだが、智子は燿子と達彦の関係を知っているので、複雑な表情。燿子は、「わたしにも恋人ができて、今日もこれから彼のためにごはん作ろうと思って」とさらっと言って退散。

達彦はあいかわらずその晩、燿子の部屋に寄るのだが、部屋の中で例の智子レイプ写真を見つけてしまう。「どうしてこれがおまえの部屋にあるんだ!」というところでおしまい。

次回予告では、香織が「わたし、援交やりたいんです!」と叫んでいたり、達彦と燿子が路上でモメているところに智子が現れたりと、むちゃくちゃ。お弁当写真は、顔つきおにぎりの入ったからあげ弁当と、トマトがてんとう虫みたいに飾ってある野菜弁当。