電人ザボーガー 27話

電人ザボーガー」27話、「激突! ザボーガー対ブル・ガンダー」


前回26話の続編だが、冒頭に「このドラマのこれまでのおさらい」がついている。ちょっと調べてみると、この回(第3クール)から、放送時間帯が変わっているのね。納得。

前回の終わりにいきなり登場した「ザボーガー基地」。山の中に、巨大なザボーガーの頭部がにゅっと現れるのは、半分笑えるが、ほとんど気持ち悪いわ。基地と言いながら、いるのは大門さんだけ。まあ、大門さんの家みたいなものか。そういえば、前回も今回も、新田警部や中野刑事が出てこないが、このまま出さないつもりなのだろうか。

大門さんが再出撃して助けたのが、前回活躍していた金塊輸送車の運転手=田口さん。どうでもよさげな役なのに、中野刑事なんかよりよっぽど活躍している。

一方、Σ団の方は、今回も悪之宮博士が出てこない。秋月玄が、また大門目当てに特訓しているのだが、ミスボーグにとってはそんなことはどうでもいいらしく、とにかく金塊が第一。

大門さんは、金塊を取り戻しに、ザボーガー、運転手の田口さんといっしょに、Σ団のアジトに潜入。白い石を踏むと、「電波光線」が出てくるというワナが仕掛けられているので、ザボーガーのチェーンパンチを岩につきたて、その鎖を伝って、向こう側に渡る大門さん。田口さんもチェーンにつかまって渡っているが、肝心のザボーガーはどうやって渡るの?するといきなりΣ団の戦闘員が襲ってきて、みんな屋外で格闘している。どうやって、引っ返したのか?よくわからないことだらけ。

前回登場した衝撃的メカ、「ブル・ガンダー」はさすがに2回目なのでインパクトはそれほどでもないが、カニの脚みたいな手がくっついたブルドッグの顔がトラックの運転台になっているという姿はやっぱり気持ち悪い。田口さんは、単独でこのメカにかかっていくのだが、無謀すぎだろ。ブル・ガンダーの吹き出す蒸気を浴びて、瀕死の状態になる田口さん。秋月玄が妨害するのもかまわず、大門さんは、田口さんをマシン・ザボーガーの後ろに乗せて、町の病院まで運ぼうとする。

しかし、結局途中で絶命する田口さん。臨終に、ブル・ガンダーの弱点を言い残していく。大活躍だ。その弱点を攻撃して、やっとブル・ガンダーは敗北。しかしかんじんの金塊が見つからない。大門さんが探しているところでおしまい。

次回予告をみると、また車を改造したおかしなメカが・・・。そしてひさびさに悪之宮博士も出演している。来週がたのしみ。