赤い糸の女 37話

赤い糸の女」37話


唯美に、「整形手術をしていることは絶対バラさないで」と念を押す芹亜。ということは、今回この事実がバレるということ。

デイケアセンターの韓国人バイトの兄ちゃんは、栃彦と合奏しているが、この人、ヴァイオリン弾きだろう?ヘタすぎないか?わざとヘタに弾いているのか?そして、栃彦と「アリラン」を弾いている。あいかわらず、フジテレビの韓流推しは露骨・・・。

唯美は芹亜に、保育園から芹亜の子供を引き取ってくるように、無理やり頼まれる。それで保育園から自分の子供と一緒に連れて帰ると、芹亜の子供は仁奈子と離れようとしない。すると、芹亜の子供を見た、琴子先生が「あれはおかしい」と言い出す。琴子先生と小沢真珠が、

「そうなの!トンビがタカを産んだの逆よー! 」
「あの副所長あん~なに美人なのに、ウ、フフフ、白鳥が、豚を産んだみたいなの! 」
「だとすると、やっぱりね!!」「やっぱりなのよあの女は~!」 
「私も最初にあの女を見たとき、この顔は変だって気がしたの。どこか不自然な感じがして。 」
「これって整形じゃないかなってふと思ったわ~。でも、子供の顔見て、やーっと納得だわ~。 」
「親はあんなに綺麗な顔をしてるのに、元はあの子供と同じ、豚みたいな顔だったのよ。 」
「それを美容整形で弄り回して。いや~ね~!唯美といいあの女といいろくな友達じゃないわね~。死んだ麻衣子がかわいそう! 」
って、親と子供の顔が似てなければ、ふつうは、「本当の親子ではないのでは」と疑うと思うが、なぜ「親が整形してる」という発想になるのか、よくわからない。とにかく芹亜が整形しているという噂を流させたいのはわかった。

芹亜は、自分の子供と仁奈子の仲がいいのをよろこんでいるが、もちろん唯美はうれしそうではない。あまり唯美が嫌そうな顔をしているので、栃彦はまた不審に思って唯美をなだめるのだが、
「子供がいなきゃ知らん顔してられるのに、どうしても芹亜と関わることになってしまうのよ。 」
「距離を置こうにも、彼女と関わると、どんどんあたしの中にまで侵食してくるのよ。 」
「アメーバみたいに、どんどんあたしの細胞の中にまで侵食してきて、最後には目茶目茶に壊されるんだわ。 」
「あの人って、蜘蛛のような女よ…口から赤い糸を吐き出して、あたしの体を雁字搦めに巻きつけるのよ。 」
「あたしを身動きできないようにしておいて、最後には蜘蛛のように、あたしの体液を吸うんだわー!」
この台詞のバックの映像は、番組OPと番組のHPに出てくる、唯美が赤い糸に絡め取られている場面。こういうことだったのね。

いしのようこは、整形の噂を聞きつけて、唯美に話すが、もちろん唯美は口止めする。しかしそのころには整形の噂はすっかり広がっている。デイケアセンターの老人たちが・・・
「副所長、顔整形してんだってー?…だってよー、もっぱらの噂だからよー。 」
「副所長、鼻ツンと高いけど、そこにも何か入れてんだろ~? 」
「この女、化け物。化け物~~!!ウヒャヒャヒャヒャ… 」
「小さい時からひどいブスだったのに、唯美のパパの病院で美容整形して綺麗になったって唯美がそう言ったんでしょー? 」
「化け物」の台詞を言うのは、毬谷友子。めちゃめちゃ笑うわ。そして、芹亜はわざわざ自分が整形された病院の名前とかをベラベラしゃべってるし。

芹亜は、整形の秘密をバラしたのは誰かについて、徹底的にいしのようこを追及。
「あんな整形美女が、この土地に来て副所長でございって名士ぶって。まったくあきれるわね~。 」
「唯美でもないです。口が裂けてもそのことだけは言うなってあたしに言ったぐらいですから。 」
いしのようこは言い訳するのだが、芹亜は出処は唯美と信じこんで、恨みを募らせる。
「唯美の奴~、あたしの命を懸けた秘密をよくもペラペラと! 」
「口が裂けてもしゃべるなってお豊さんに言ってるんだから。唯美が噂の張本人なのよ! 」
「女はさ、整形したって美しい方が勝ちなんだから、き、気にすることないよ~! 」
「耄碌しかかったジジババ連中に嘲笑されたのよ!化け物だってからかわれて…ああ、こんな屈辱。 」
「人の噂は七十五日だから」「今は七十五日じゃすまないのー!」 
「ネットで千倍、万倍、何百万倍にも膨れ上がる時代なのよ…全国津々浦々に広がって、いつまでもネットに残ったまま消えないんだわ~! 」
「男にはわからない!女が整形手術だってばらされてどんなに深く傷つくか。 」
「神聖な秘密だって、あんなに固く誓いを交わしたのに。よくも、よくも唯美の奴裏切ってくれたもんだわ! 」
「裏切り者がどんな目にあわされるか、覚悟しとくといいんだ。 」

芹亜は、唯美を子供の出迎えと言って釣りだしておいて、家にいる栃彦を訪ね、そこで唯美の秘密をベラベラと・・・。
「唯美って、こういう自給自足の生活に耐えられる女じゃないと思うんだけど…物質的な消費生活にどっぷり浸かってたんだから。 」
「唯美が何をしてたか、ご存知かしら?…毎日勤めを終わってから、売春してたのよ。 」
「唯美は、ひどい買い物依存症で、あちこちのローン会社から借金を山のように抱えてたの。それで、借金を返すためにね。 」

栃彦は半信半疑だが、芹亜から異常な目つきで迫られているうちに・・・。

次回予告は、芹亜にキレて叫んでいる唯美、ギャーギャー叫んでいる栃彦、あいかわらず徳さんにしがみついている真珠様、等々。