赤い糸の女 18話

赤い糸の女」18話


唯美は、借金が闇金と街金から800万円、会社からの借金が200万円と言っている。しかし年収600万円だそうだ。証券会社とはいえ、入社4年くらいでそんなにもらえるものか?芹亜から、借金はなんとかなると言われてホッとする唯美。その晩、芹亜と飲みに行く唯美だが、徳須が詐欺でまた刑務所行きになっていることを聞かされる。唯美は、着物作家の先生からもらった赤い糸を見せて、これで恋人の浄水器のセールスマンと結びついているのだと言うが、芹亜からは、「運命の赤い糸でしっかりと結び付けられているのが、あなたとわ・た・し。わたしなのよ。」と言われる。

芹亜の勤めている弁護士事務所だが、ここの社員のスタッフが、例のポンコツ、森下だった。森下は司法浪人のままで、ここで働いていたのだ。そして、唯美の借金状態を探り出し、わざわざ唯美の部屋にチラシを入れて弁護士事務所におびきよせたのは、芹亜だったとわかる。あららー。

唯美は浄水器のセールスマンの父親に会わせてもらってウキウキしているが、借金は整理できない金額が550万円残ったと芹亜から聞かされる。セールスマンにはとても相談できないというので、その晩芹亜と二人で会うと、芹亜から550万円の札束を見せられる。「あたしのお金なの。とりあえず、これで清算しましょう。 」「あたしたちは、親よりも兄弟よりも強い絆で結ばれあった仲だって言ってるでしょ。 」「ここで助け合わなかったら、赤い糸が切れてしまうわ。」と言われて浮かれている唯美。そのお金をいったん自分の口座にいれて、そこから弁護士事務所に払い込む。

セールスマンからは結婚してくれと申し込まれて舞い上がる唯美だが、芹亜から「たいへんなことになったわ」と電話が。その先にはまたたいへんなことが…。