電人ザボーガー 22話

電人ザボーガー」22話、「謎のマシーン・ホーク 秋月玄登場!!」


中盤のメイン敵キャラ、秋月玄が今回から登場。それにしても、マシンザボーガーと張り合うくらい、見た目アレなバイクに、秋月玄自身が、サングラスになっているゴーグル、頭にはおかしな輪っか、Gパンに妙なTシャツと、相当怪しい。そしてやっていることといえば、強盗の上前をはねて、現金を強奪。なんなんだ。

そして、新田警部の家にいる大門さんのところには、刑事が現れて、「あなたが大門さんですね。変なオートバイを持っているとか」と尋ねにくる。「変なオートバイ」って、そりゃそうだ。

秋月玄は、次には自分で強盗事件を起こして、それを大門さんが追いかけてくる。大門さんの飛龍三段蹴り、また通じない。この技、いい加減にやめたほうがいいんじゃないか。最近ぜんぜん通用しなくなっているのだが。ところが、秋月玄、技を大門さんに一発かましただけで、ミスボーグの命令を無視して去ってしまう。その秋月玄はいきなり頭を抑えてバイクごとひっくり返る。なんでも命令をきかない秋月玄をこらしめるために、悪之宮博士が電波を送っているんだそうだ。孫悟空かい。

今度の強盗は「変なオートバイのしわざ」ということで、大門さんは警察に連れて行かれてしまう。もちろん大門さんは自分の正体をしゃべれないのだが、この「秘密刑事大門豊」っていう設定、もはや意味があるのか?Σ団には大門さんの正体は完全にバレていて、知らないのは味方の警察だけ。もう秘密にしておく必要はなくなっているとおもうのだが…。

中野刑事にもらい下げされた大門さん、また現れた秋月玄とバイクチェイス。2台の「変なオートバイ」のチェイスは、かなり危ないことをやっている。道路にロープを張ったり、路上に爆薬を仕掛けたり、これは真剣にあぶないわ。後発だからなのかもしれないが、この番組のスタントはかなりキツイことをやっている。大怪我がなかったのが不思議なレベルだ。

最後、大門さんは、生身の秋月玄にザボーガーを戦わせるという卑怯な手を…。いきなりチェーンパンチを食わされては秋月玄もたまらない。ひとまず退散。こういうわざはヒーロー物として許されるのか?微妙だなー。そして次回に登場するΣ団のロボットがこれまた爆笑もの。どんどんおもしろくなるなあ。