柳生一族の陰謀 24話
「柳生一族の陰謀」24話、「赤い薔薇には手を出すな!」
女歌舞伎の一座が将軍家御台所の前で舞を披露することになった。この一座の看板、熊野太夫＝中島葵に惚れてしまったのが柳生左門＝目黒祐樹。
しかしこの一座は雑賀衆が化けている忍者集団。烏丸少将と紀州家江戸家老の手引きで、上演につけこんで御台所を暗殺。それを利用して幕閣は切腹、家光は隠居させ、四代将軍には紀州頼宣を据えようという陰謀を企んでいたのでした。
そのうち左門と熊野太夫はすっかり仲良くなってしまい、相思相愛になるが、雑賀衆の棟梁は左門の正体に気がついていて、熊野太夫を利用して左門に食い込もうとする。言うことを聞かない熊野太夫は、棟梁に犯されてしまう。
披露の当日、御台所からご褒美をもらうタイミングを利用して御台所を斬ろうとする棟梁。しかしそこに十兵衛の短剣がとんでくる。待ち伏せていたのは十兵衛と裏柳生。雑賀衆、ダイナマイトとか使ってるが、そんなの使ったら全員吹っ飛んでるだろう。熊野太夫は御台所をかばって死亡。雑賀衆は裏柳生に皆殺し。
雑賀衆が全滅するところ、寸前で逃げ出したのが棟梁。逃げる御台所の駕籠を狙って、ブスリと一刀。しかし中から現れたのは柳生左門で、棟梁は返り討ちにされてしまう。
「おそろしやおそろしや」と逃げる烏丸少将。逃げる先に立ちふさがったのが十兵衛。「烏丸、逃がさん」と刀を抜き、とうとう十兵衛と烏丸少将の立ち会いになる。え、ここで烏丸少将斬られたらこまるよ、と思っていたら、そこに馬を飛ばして駆けつけてきたのが松平伊豆守。烏丸少将をかばって、「十兵衛、烏丸少将はすめらみことご名代。傷つければ柳生は廃絶だ！」と一喝。
烏丸少将は、「よき助け舟がおじゃって、柳生は幸せものじゃのう。ホッホッホッ」と高笑いして逃げていくのでした。
左門なんかどうでもいいのだが、この回の烏丸少将は非常にいい。例によって悪事を使嗾しているのはぜんぶ烏丸少将なのだが、雑賀衆が襲撃してきた時は、「おそろしやおそろしや」と白々しく逃げ惑うばかり。それが十兵衛が現れると、さくっと刀を抜くのだが、ここがかっこいい。松平伊豆守が止めに入る設定もいいし、最後の少将の捨てゼリフもステキ。成田三樹夫はいいとこだらけ。
女歌舞伎の一座が将軍家御台所の前で舞を披露することになった。この一座の看板、熊野太夫＝中島葵に惚れてしまったのが柳生左門＝目黒祐樹。
しかしこの一座は雑賀衆が化けている忍者集団。烏丸少将と紀州家江戸家老の手引きで、上演につけこんで御台所を暗殺。それを利用して幕閣は切腹、家光は隠居させ、四代将軍には紀州頼宣を据えようという陰謀を企んでいたのでした。
そのうち左門と熊野太夫はすっかり仲良くなってしまい、相思相愛になるが、雑賀衆の棟梁は左門の正体に気がついていて、熊野太夫を利用して左門に食い込もうとする。言うことを聞かない熊野太夫は、棟梁に犯されてしまう。
披露の当日、御台所からご褒美をもらうタイミングを利用して御台所を斬ろうとする棟梁。しかしそこに十兵衛の短剣がとんでくる。待ち伏せていたのは十兵衛と裏柳生。雑賀衆、ダイナマイトとか使ってるが、そんなの使ったら全員吹っ飛んでるだろう。熊野太夫は御台所をかばって死亡。雑賀衆は裏柳生に皆殺し。
雑賀衆が全滅するところ、寸前で逃げ出したのが棟梁。逃げる御台所の駕籠を狙って、ブスリと一刀。しかし中から現れたのは柳生左門で、棟梁は返り討ちにされてしまう。
「おそろしやおそろしや」と逃げる烏丸少将。逃げる先に立ちふさがったのが十兵衛。「烏丸、逃がさん」と刀を抜き、とうとう十兵衛と烏丸少将の立ち会いになる。え、ここで烏丸少将斬られたらこまるよ、と思っていたら、そこに馬を飛ばして駆けつけてきたのが松平伊豆守。烏丸少将をかばって、「十兵衛、烏丸少将はすめらみことご名代。傷つければ柳生は廃絶だ！」と一喝。
烏丸少将は、「よき助け舟がおじゃって、柳生は幸せものじゃのう。ホッホッホッ」と高笑いして逃げていくのでした。
左門なんかどうでもいいのだが、この回の烏丸少将は非常にいい。例によって悪事を使嗾しているのはぜんぶ烏丸少将なのだが、雑賀衆が襲撃してきた時は、「おそろしやおそろしや」と白々しく逃げ惑うばかり。それが十兵衛が現れると、さくっと刀を抜くのだが、ここがかっこいい。松平伊豆守が止めに入る設定もいいし、最後の少将の捨てゼリフもステキ。成田三樹夫はいいとこだらけ。
