電人ザボーガー 11話

電人ザボーガー」11話、「ジャンボメカ 東京破壊作戦!」

悪之宮博士のΩ作戦の完結回。まあ前半のヤマ場のひとつ。

大門さんは、単身、ジャンボメカに偽装したビル(たぶん新宿三井ビル)の中にもぐりこむが、変装しても正体はバレバレ。いきなりΣ団の警備に見つかっているし、悪之宮博士は、探知機でいちいち大門さんがどこに動いているかをつかんでいる。どうなってるの。

先週出てきたブラザース兄弟がまた出てきた。考えてみるとこの名前も相当おかしいな。素手で闘うのかと思ったら、サイを取り出した。謎の物質「スーパーリン」の貯蔵室のようで、そう書いた板が貼ってある。そしてブラザース兄弟の弟は、スーパーリンがドロドロに溶けているところに落ちてあっさり死亡。ついでに大門さんのヘルメットも落ちてしまった。あれがないとザボーガーのコントロールができないのでは?

兄の方はしばらく戦っていたが、こっちもドロドロのスーパーリンの中に落ちてしまった。この場面、どう見ても兄が自分から飛び込んだとしか思えないのだが、演出がおかしいよ。

そしてヘルメットはどうするのかと思っていたら、大門さんが出てきた後で、中野刑事が「はいコレ」とヘルメットを渡していた。そんなの反則だろう。なんで中野刑事が持っているのかもわからない。

そしてこれまで書割でしか出て来なかったジャンボメカ、とうとう実物(等身大サイズ)が出てきた!なんでこのタイミングで出すかなあ?大門さんは、ジャンボメカの東京壊滅作戦を阻止するために、単身でまたビルに潜入。ザボーガーは連れて行かないのか?さっきかんたんに見つかっているのに?

今度もまた大門さんの潜入は最初からバレバレ。しかもジャンボメカに振り落とされて、胸のあたりにしがみついている大門さん。このタイミングでザボーガーを呼んだ!どうするのかと思ったら、ザボーガーはジャンボメカの側面を垂直に登っていった(笑。めちゃくちゃだな。

コントロール室まで登ると、そこには博士の代わりにジャンボメカを操作するコンピューターアニマルがいた。なかなか参らないが、速射破壊銃を一撃するとバラバラに。そしてなぜかジャンボメカそのものが勝手に分解してしまった。いったいなにがどうなってるの?まったくわけがわからない。みんなで「バンザーイ」と叫んでおしまい。


最後の次回予告のナレーションではひさしぶりに悪之宮博士が出てきた!毎回出てきてくれればいいのに。そして予告フィルムでは、ザボーガーマシンが水の中を走っていた。確実にエンジンが浸水していると思うのだが…。毎回突っ込みどころだらけだ。