電人ザボーガー 9話

電人ザボーガー」9話、「謎の男 ドルマン9」


冒頭、いきなりΣの戦闘員に追いかけられている大門さん。なんか変だな、と思っていたら、プロレスラーみたいなのが現れ、凶器をつけた拳で一撃、大門さん死んじゃったよ。

ところがその大門は、Σがつくったコピーロボット。あー、おどろいた。このプロレスラーみたいなのが、「ドルマン9」。これは2話に出てきた、Σの幹部には入ってない。粛清と大門にやられたおかげでΣも人材不足らしい。どうでもいいけど、このドルマン9、やたらと自分の戦闘員を奇声をあげては殺している。そんなに殺したら、戦闘員足りなくなるよ。それに、上半身裸で戦っているところは、「闘え!ドラゴン」そっくりだ。ブルース・リー・ブームはすごかったんだと実感。

Σが今回狙うのはロボット科学者の浦上博士(有馬昌彦)。この博士、悪之宮博士のことをキチガイ呼ばわりしている。まあ、確かにそうなんだけど。大門が外でメカアニマルの「アイバン」と戦っているすきに、大門は一撃でのされてしまい、博士は誘拐されてしまいました。ザボーガーは何も動かずにカメラで一部始終を写しているだけ。自立して行動してたんじゃなかったの?

浦上博士の息子は、大門さんにやつあたりしたあげく、一人でライフルを持ってΣの基地に殴りこみをかける。が、当然のようにドルマン9にあっさり捕まってしまう。そこに現れた大門さんとザボーガー。しかし、ドルマン9の仕掛けた爆弾でいきなりザボーガーが吹っ飛んでしまった。えええええ。そんなのアリか?

そしてドルマン9と大門さんの戦いは、高いクレーンのアームの上。これは怖いよ。そして大門さんの飛龍三段蹴りがドルマン9に決まった!と思ったら、ドルマン9はぜんぜんダメージ受けてない。あちゃー。いったいどうするのとおもっていたら、ふっとばされたはずのザボーガーが現れた。なんでも爆発の時にとっさに地中に潜っていたのだとか。それはないでしょう。

大門さんは、ヘルメットからもげてしまったインカムでザボーガーに指示を出しているが、もげちゃったら、通信できないのでは?とにかく大門さんの怒りはすさまじく、深夜に近所を気にしないといけないくらいうるさい。メカアニマルのアイバンはなんとかザボーガーがやっつけたが、ドルマン9は逃げてしまう。

そして浦上博士を救出するためにΣのアジトに潜入した大門さんは、あっさり悪之宮博士に閉じ込められて、外との連絡もできなくなってしまうのでした。



今回は、もろにカンフーファイトで、大門さんもドルマン9も怪鳥音を叫びまくっていた。闘え!ドラゴン、もう一度見たくなってきたわ。おはなしはあいかわらずおもしろい。