怪奇大作戦 21話

怪奇大作戦」21話、「美女と花粉」

牧とさおりが喫茶店にいるところに、客の女がいきなり黒く変色して死亡。怪しいのは、喫茶店のおしぼり。翌日は、別の場所で男が同じような状態で死亡。ここでもおしぼりが出てきた。男の客はマニキュアをしていた。

医者は手の爪がボロボロになっていたと証言。おしぼりとマニキュアはどう結びつく?ラットで実験すると、マニキュアを塗ったラットが変色して死んでしまった。おしぼりを使わなかった客の中で、さおりは一人の写真を取り出して「この女の目が気になる」と言い出す。

さおりは一人で女の尾行をはじめるのだが、この女=田島和子はクラブの経営者の娘で、屋上に自分の温室を持っているというお金持ち。さおりは温室に踏み込むが、女に捕まってしまう。女は温室で育てている植物の花粉がアルコールにまじると猛毒になる性質を利用して殺人を重ねていたのだ。

女の胸にはひどいやけどのケロイドがあった。女の美しさをねたんだ別の女に硫酸をかけられた傷。美しい若い女をどんどん殺そうとしていたのだが、捜査の手が及んだのを知って、さおりもろとも、自分も死んでしまおうとする。そして最後は自分で花粉に触れて死んでしまうのでした。

田島和子がかなりきれい(さおりは完全に負けている)なのが、いいテイストになっている。話もよくまとまっている。美人が出ると話が締まるのか?