新国立劇場、ラ・ボエーム

新国立劇場 ラ・ボエーム

プッチーニラ・ボエーム

ヴェロニカ・カンジェミ(ミミ)
ジミン・パク(ロドルフォ)

コンスタンティン・トリンクス指揮、東京交響楽団新国立劇場合唱団ほか、新国立劇場、2012.1.24

新国立劇場のボエーム、平日の昼公演だったのでZ 席があるかなと思っていたら、楽勝で手に入った。10時ちょうどについても大丈夫。こういう日もあるのか。4階上手の端の席だが、1500円なので文句は言わない。

公演はかなり良かったと思う。特にミミ役のカンジェミ。アルゼンチンの歌手だが、非常に伸びる声、結構きれいな顔、上手な芝居と、三拍子がいい感じに揃った歌手。ロドルフォ役のパクは韓国人の歌手だが、これもなかなかに良かった。

楽団もかなり頑張っていたと思う。特に2幕の終わり、鼓笛隊が行進するところは、オーケストラがガンガン鳴り、新国立劇場の奥行きの深い舞台を使って、いい演出をしていた。

自分としてはかなり満足したが、その割に客の拍手は非常に少なかったような気がする。客は95%以上入っていたし、みんな求めているレベルが高いのか?まあ自分は安い席で見たので、お得感が高いのもあるわけだが。

3月には「さまよえるオランダ人」の公演もあるので、これも行くつもり。