怪奇大作戦 20話

怪奇大作戦」20話、「殺人回路」

老社長が息子の専務と対立し、コンピュータから社長に殺人予告が。社長は、絵の中から出てきた幽霊のおかげでショック死。的屋所長は、この会社の計算機課長が昔なじみで、社長の死の真相を突き止めてくれと頼まれる。

社長だけでなく、新社長になった専務の指示で動いていたコンピュータ技師が狙われる。所長と牧が助けようとするが、幽霊に矢を射られて死亡。そして、今度は新社長の前に、コンピュータの幽霊が現れた。こちらは実は、的矢所長の仕掛け。新社長は自分の犯罪をあらいざらいしゃべったところでお縄になりました。

コンピュータといっても、昔の大きなメインフレームだが、コンピュータに人格みたいなものができて、何でもできるように思われていた昔懐かしいおはなし。まだCRTディスプレイが珍しかったので、それがトリックのネタにされているが、CRTから幽霊の映像が出てきてそのへんを歩きまわるとか、まあ話はむちゃ。

ゲスト出演者は、殺される社長が宇佐美淳也、息子の新社長が平田昭彦、的屋所長の旧友が神田隆と、なかなか豪華。