怪奇大作戦 17話

怪奇大作戦」、17話 「幻の死神」

海の中から腕がニョキニョキ出てきたり、ホテルで外人客に腕がまとわりついたりで大騒ぎ。平家の呪いだとかなんだとか、よくわからないことを言っている。そう、今回は岡山ロケなのだ。出てくるのが下電ホテル。なつかしいわあ。まあ泊まったことはないけど、子供時代の思い出の場所。しかし下津井のあたりに渦潮はないし、藤戸ならともかく、平家の落武者なんてあの辺では聞かない。藤戸だって、殺されたのは平家でもないし、武士ですらないしね。

下電ホテルはロケに大盤振る舞いしたらしく、SRIの所長と三沢には大きな舟盛りの刺身が出ている。このドラマが制作されていた時期には瀬戸大橋は計画段階だったので、ちょうど鷲羽山の展望台に瀬戸大橋の完成予想図がおいてあるのが見える。これもなつかしいわ。下津井港もかなり昔の雰囲気が出まくっていていい感じ。

しかしトリックの内容はけっこうちゃち。麻薬密輸がらみの事件で怪奇性も弱いし、おまけに最後がダジャレオチ。うーん。