怪奇大作戦 16話

怪奇大作戦」16話 「かまいたち

走って逃げているおねえさんがいきなりバラバラに。ここだけ昔見たのを覚えている。けっこう怖かった。これ、ロケ地はどこだろう。なんとなく大田区川崎市あたりの工業地帯っぽいが。と思ったら、ここも世田谷区。基本的に、あんまりスタジオから遠出はしないのね。

SRIは殺人が現場で起こったといい、町田警部はよそで殺されて運ばれたといい、もめているところに第二の殺人事件。SRIはかたっぱしから現場の野次馬を撮影して、写真をチェック。松夫という怪しい奴を見つけました。しかし町工場のおやじ、警察でもないSRIの聞きこみに、松夫の履歴書までホイホイ見せているが、今だったらありえないなあ。牧が車で松尾を張り込んでいるところの背景は、生田の専修大学のような気がするが、思い違いかな?

牧が松夫と会う駅は、小田急線の喜多見駅。この喫茶店ももうないんだろうな。当時はめずらしかっただろうアロワナが喫茶店で飼われていて、餌をやるのがショーになっている場面がある。アロワナの餌やりなんてそんなにおもしろいのかなあ。

しかしこの「かまいたち現象」のもとになっている「真空発生装置」。なんで真空になると人体が刃物で切ったようにバラバラになるのか、さっぱり合点が行かない。合点は行かないが、さおりちゃんが一瞬、装置のおかげでバラバラになったように見えるところはドッキリした。バラバラになったマネキン人形がまた合体して歩き出すところはほんとに気持ち悪いな。首が後ろ前についてるし。これは子供の頃、相当怖かったのも道理。松夫の殺害動機が最後までさっぱりわからないところも気持ち悪い。今では秋葉原大量殺人とか、おかしなのがいろいろ出てきて、動機不明の連続殺人もめずらしくなくなってしまったけど。