怪奇大作戦 7話

怪奇大作戦」7話、「青い血の女」

今回襲ってくるのは、吸血鬼じゃなくて人形。スケさんが犯人に間違われそうになるのだが、危うくたすかった。

ところが、人形はただ操られていただけ。人形をコントロールしていたのは、なんともいえない気味の悪い別の人形とも人間ともつかない、なんだかよくわからないもの。作中では「あれ」と呼ばれている。孤独な老人になりかわり、「あれ」が老人の実子たちに対する怨念を晴らしていましたという話なのだが、「あれ」が何なのかがよくわからない。最後に「あれ」は老人を捨てようとして、勝手に窓から落ちて、青い血を流して壊れてしまいました、というもの。

吸血鬼話より、こっちのほうが殺人者の正体がよくわからない分、よけいに気持ち悪い。老人役の浜村純は一人で雰囲気出しまくっていてさすが。6話といい、今回といい、もはやいつもの疑似科学的な説明すらついてない。そのほうがよりコワイから別に構わないんですが。