どっこい大作 1話

「どっこい大作」1話、「ほえろ火の玉!!」 東映、NET、1973

これも初見。再放送も見た記憶がないのだが、最初のタイトルバックで裸の大作が「どっこい!どっこい!どっこい!」と叫んでいるところはどこかで見たような気がする。ただの記憶違いかなあ。

主人公の大作は金子吉延。青影の人。このドラマでは成人ちょっと手前、18歳だが、けっこうおにくがついている。いちおう中学を卒業したばかりという設定。大作の家から土地を買い取った老人、二階堂が志村喬。校長先生が笠智衆。中学の同級生で女中になる早苗に津山登志子。ナレーターは羽佐間道夫。脇役が豪華。しかもこの回には大鵬が出てくる。けっこうすごいなー。まあ大鵬の演技は棒だが。

大作は父親の借金の形に土地を取られ、志村喬に交渉して取り返すと、「日本一の男になる」と宣言して、北海道から上京。大鵬部屋にいきなり入門しようとして、けいこでこてんぱんにされるが、そこにまたいたのが志村喬大鵬のタニマチという設定。志村喬に半人前と言われて頭にきた大作が中華料理屋の珍竜軒を見つけたところでおしまい。

レギュラーやゲストの出演者一覧を見てみると、かなりすごいメンバー。しかも62回も続いたのだから、放送当時はかなり人気があっただろうということはわかる。しかし第1話だけでは、どの辺がおもしろいのかよくわからない。とりあえずDVDには落とすが、2話以降はどうしようか、微妙なところ。