怪奇大作戦 5話

怪奇大作戦」5話 「死神の子守唄」


今度は、いきなり人間が冷凍されて上から降ってくる。いきなり凍らせるには絶対零度よりさらに低い温度が必要だという説明がされるけど、それじゃ「絶対零度」じゃないじゃん。

その超低温を作り出すためには「スペクトルG線」をあてることが必要だという次の説明。それで原爆病が治るんだとか。しかもそれを発生するためには原爆以上の超高温状態を作り出さなければいけないそうだ。聞いているとだんだん頭が変になりそう。それに原爆病=白血病という説明もなんだか・・・。

おはなしのカギになるのは、「高木京子」の歌の歌詞。この兄が真犯人なのだが、これが草野大悟。この怪奇大作戦の放送の後に「恐竜戦隊コセイドン」を放送しているので、なんかへんな感じ。兄が妹の白血病を心配しているのだが、それを治療するスペクトルG線の人体実験のために連続殺人という設定がブキミ。だいたいスペクトルG線は結局できないのである。被害者は殺され損かい。そしてなにげに出てくる大学病院の先生が戸浦六宏。なにげにみんな渋すぎる。

草野大悟は機動隊に捕まってしまい、「高木京子」はというと、歌の歌詞の通り、スペクトルG線を自分に撃って冷凍人間になって死にました。今回はいつもの笑いオチもなし。陰惨すぎ。尺が足りないのか、最後のEDの歌が早回しになっていてピッチが速い。気色悪い番組を続けて見てしまった。あーあ。