特別機動捜査隊 450話

「特別機動捜査隊」450話、「続 全員救出せよ」

東映チャンネルでえんえんと続いていた「特別機動捜査隊」もこれでいったんおしまい。なんでここでやめるのか?あと半分くらいのエピソードが残っているのに。とはいえ、「水戸黄門」と同じで、果てしなく続く話を見続けるのも疲れるから仕方ないか。

今回は立石班。いきなり銀行強盗。3人組で農協の金庫を襲い、ガードマンを射殺。いろいろ事情があって仕方なく人を殺すパターンが多いこのシリーズにしてはめずらしいエピソード。

犯人の一味だという疑いをかけられた農協の当直が青梅に逃げ込んで、そこでサングラスをかけた怪しい絵描きが警察からかくまってくれる。しかしこれがタダではなく、絵描きは自分の妻を殺してくれと強要。言われたとおり部屋に入ってみると、そこには鉄格子に閉じ込められた中年の女がいる。これは気味が悪い。

銃声がした後で、犯人はさっさと家を出て行くが、絵描きは部屋をめちゃくちゃにして、無理やり押し入られて妻を殺されたというストーリーを仕立てる。ところが特捜隊が到着すると、妻は生きていて二階から降りてくる。警察は二階を調べないのか?

しかも犯人の別の二人が絵描きのところにやって来る。何しに来たのかと思ったら、じつは絵描きは強盗団のボスだった。超展開ですか・・・。そして金をもって逃げた犯人を、絵描きと他の仲間が追いかける。ついでに警察の目をくらますために、妻のいる家に火をつけていく。

絵描きの妻は警察に助けられてあらいざらいしゃべってしまう。立石班は、金を持っている犯人と、絵描きグループを両方追いかけることに。結局犯人たちは全員、村の診療所に集まり、立石班と警官隊に包囲される。バンバン派手な銃撃戦が展開され、けが人をすぐ手術しないと助からないという事態になる。結局手術は成功するが、農協の当直が撃たれてしまう。そこへ一斉に警官隊が踏み込んで、犯人は全員逮捕。

特捜隊にもこういうアクション編があったのか。けっこうおどろいた。

後番組は「はぐれ刑事純情派」第一シリーズ。はっきりいってあまり食指はそそられない。まあ、見る番組がひとつ減ってよかったよかった。