怪奇大作戦 1話

怪奇大作戦」1話 「壁ぬけ男」、勝呂誉岸田森、松山省二ほか出演、飯島敏宏監督、円谷プロ、TBS、

チャンネルNECOで、「猿の軍団」の後に始まったのが「怪奇大作戦」。しばらく見ていなかったのでうれしい。

最初にSRIメンバーと町田警部のかんたんな紹介。壁抜け男=キングアラジン=一鉄斎春光は田口計。春光の奥さんは岩本多代だ。奇術師の役で「明日を捜せ」で出てきた木田三千雄も出ている。なにげに豪華なキャスト。

オープニングはタイトルの文字をつくっている絵の具がドロドロ溶けていて、子供心にこれはコワかった。キングアラジンっていう名前やへんなメイクもいま見るとちょっと変だが、これも子供には怖かった。

能舞台の場面や、春光が軽飛行機で逃げたり、それを町田警部とSRIの面々がヘリコプターで追いかけたり(警部、ヘリの操縦までできたのか??しかしヘリコプターでは飛行機には追いつけないと思うが・・・)、けっこうお金がかかっていそうな場面がたっぷり。「緊急指令10-4 10-10」あたりだともっとビンボーだったはず。

壁ぬけ男の正体は原子人間だとか、助さん、とっぴなことを言っているが、本人はともかく盗品は壁ぬけできないでしょということで却下。で、種明かしは当然のように牧さん。しかし服がカメレオンみたいに変化って、しばらく前までは変に思っていたが、今では普通に光学迷彩とか話題になっている。技術は進歩してるなー。

春光は気が狂ったあげく、昔失敗したマジックを再現しようとして、箱に入ったまま湖底に沈んで圧死。ここも相当怖かった。まあ悪は滅びてめでたしめでたし。警部とSRI所員が談笑してハッハッハと終わるところもいいな。いちいちなつかしいわ。これは続けて見よう。