特別機動捜査隊 435話

「特別機動捜査隊」 435話「一郎とマリ」、NET、東映、1970

うちの田舎放送局では、「ロケみつ」を休止して、代わりに「有吉AKB共和国」をいきなり放送。そんなのロケみつの後で放送すればいいのに。とんでもないなあ。これで3週遅れになってしまった。

で、なんとなく見てしまったのが「特別機動捜査隊」。この回、ゲスト出演のメインが団次郎だ。髪型は「帰ってきたウルトラマン」の時といっしょ。混血でもとはヤクザの組織にいたが、いまは足を洗って流しの歌手をやっているという設定。まるっきり普通の和風飲み屋でバタくさい曲を歌っているのだが、昔はこういうのはふつうにあったのかなあ。

小さい女の子と仲良くしていて、性格もいいという非常においしい設定の役。父母の写真が入ったロケットを落として、それを悪者に拾われてしまい、殺人現場にわざと落とされて犯人と疑われてしまう。このプロットを最後までひっぱるのかと思ったらさにあらずで、一晩だけ警察に泊められて、すぐに犯人は別人とわかって釈放。なんなんだろう、このあっさりした展開は・・・。

団次郎横田基地の近くのアパートに住んでいるという設定になっているので、基地のようすが写っている。C-141が駐機しているのが見える。このころはまだベトナム戦争の最中だったのだ。

それからヤクザの親分役で、マナベ参謀こと、宮川洋一が登場。ほかに黒沢のり子も出てきた。なにげにいろんな人が出てくるのだ。宮川洋一は、トルコにヌードスタジオと手広く経営。トルコで女の子に体を洗わせているという単なるスケベおやじ。

東映チャンネルでのこの番組の放送が450話でいったん打ち切りになるという話をネットで見たのだがほんとうだろうか。半分まで来ているのだから、何が何でも最終回までやってほしいのだが。いつも見ていないのに、放送なくなるとさびしいのだ。