真夏の薔薇 61-62話

「真夏の薔薇」、61-62話

姿晴香に、昔の記憶がこめられた因縁のバラであることを指摘されてあせる安永亜衣。姿晴香からは今ここでバラを切り落として切り花にしろと迫られる。しかし、何も知らない入江達也が割って入ってきたおかげでバラは切らないままですむ。池田政典も寝室に同じバラの鉢植えを置いているのだが、こっちはややこしい話はばれていない。

入江達也から安永亜衣に電話がかかってきて、池田政典、福家美峰夫婦を呼んで四人で食事しようと言ってくる。そして、福家美峰は、池田政典の昔の写真から部屋に置いてあるバラが、昔の思い出のバラであることを知って大ショック。四人での食事の席で、入江達也は病院からの呼び出しで先に帰るのだが、福家美峰は顔面蒼白で、入江達也が帰った後にさっさと一人で帰ってしまう。あわてて追いかけた池田政典をバラの一件で追及し始め、証拠の昔の写真をつきつけてわんわん泣き、あげくに「出て行きます!」と飛び出して行ってしまう。しかも福家美峰は、その足で入江達也のところに行き、バラ問題の一部始終を暴露。ああ、これはやばいことに・・・。

池田政典は、福家美峰を探して安永亜衣の家に行き、そこでバラ問題がたいへんなことになって福家美峰が出て行ったことを話す。安永亜衣はバラを切ってしまおうとするが、逆に姿晴香に止められる。もう事実は入江達也にばれているはずだから、しらを切り通すしかないというのだ。

池田政典は家に帰って、父親に安永亜衣をどうしてもあきらめられない、今からでも取り戻すと宣言。今更なにいってるのか。入江達也は家に帰ってくるが、なんとなくしらけた雰囲気。バラのことを問いただすと安永亜衣は「池田政典が置いていったのよ」とすなおに答えるので、その場は何事もなくおさまる。

福家美峰は、安永亜衣のところに行き、安永亜衣が持っていた入江達也のマンションの鍵を貸してくれるように頼む。しかし、バラの一件で安永亜衣に強烈なイヤミを言うことも忘れない。しかも、福家美峰はつわりが来ていることが判明。あららー。

池田政典は、根が正直というか、入江達也に面と向かって「安永亜衣は取り戻す」と宣言。当然入江達也は大激怒。そりゃそうだろう。入江達也は家に帰ってバラの鉢植えを粉々にしてしまうが、姿晴香と二人になると「稲彦とみどりの愛はもう断ち切ることができないのでは」と弱音を吐いている。

池田政典は夜勤シフトに変わり、空いている昼間を使って、安永亜衣に堂々と会いに来る。そこで正面から安永亜衣を口説き始め、あげくに抱きしめてしまう。安永亜衣は「ダメよ!」といいながら結局抱かれるままになっている。

しかも次回予告では池田政典と安永亜衣は完全にデキてしまっているようす。あと3回でどうやって決着をつけるのか、なんだかどきどきしてきた・・・。