真夏の薔薇 53-54話

「真夏の薔薇」、53-54話

弁護士との面会で、包丁を持ち出したことは殺意あってのことと認める姿晴香。しかし肝心の階段から突き落とした経緯の話はあいまい。安永亜衣の話で脅迫されたことも隠している。

安永亜衣は、母親が自分をかばっていること、自分が三田村賢二の実子であることは隠し通すつもりらしいことを知って、涙に暮れる。一方池田政典は、三田村賢二が「みどりは自分の実子だ」と言っていたことを思い出して、暗い気持ちに。

池田政典は、安永亜衣の店を訪ねて、三田村賢二が何を暴露しようとしていたかをはっきり指摘する。安永亜衣は、「お母さんが人殺しだって思ってたの?!」とピントの違うところで逆ギレ。結局話はうやむやになる。

安永亜衣は、自分から母親に面会にいく。そこで弁護士に、三田村賢二を突き落としたのは自分だと、すべてを話そうと思っていると言うが、姿晴香からはきつく制止される。結局またまた泣いている安永亜衣。

池田政典は、真相を確かめるために入江達也に、小野寺昭と安永亜衣のDNAを検査したいので協力してくれと言い出す。入江達也は、池田政典と安永亜衣の兄妹関係が否定されることになると察知して、逆に池田政典を追及。DNA採取への協力は断固拒否する。

小野寺昭は、安永亜衣の店にやってきて、記者会見を開くことにしたと告げる。「おまえはおれの娘なんだから」と繰り返す小野寺昭に、安永亜衣は言葉が出ない。

で、小野寺昭の記者会見。とにかく姿晴香の事件に自分は関係ないと繰り返すばかり。実の娘だとおもっている安永亜衣への感情はともかく、妻への愛情は消え失せているらしい。

入江達也は、記者会見での小野寺昭の態度に怒って、家に押しかける。夫婦なのに面会に行かないのはなぜだと問い詰める。小野寺昭は、「あれは世間向けの言葉で本心じゃない」とごまかしているが、とにかく自分の人気を守るのが一番らしい。入江達也があまりに問い詰めるので、とうとう小野寺昭も怒り出す。福家美峰はわんわん泣き出し、収拾がつかない状態に。

池田政典は適当に小野寺昭をなだめて、たくみに血液検査を受けるようにすすめてくる。

次回、いよいよ真相は明らかになるのか?