真夏の薔薇 55-56話

「真夏の薔薇」、55-56話

いろいろ文句を言っていた小野寺昭が、とうとう姿晴香との面会に行っている。意外にいいやつだ。しかし姿晴香は、「自分とは離婚してくれ、でもみどりはほんとうの娘だから大事にしてやって」というばかり。いつのまにこんな善人になったのか。ひたすら自己中だった姿晴香がうそみたい。

池田政典と入江達也は、とうとう小野寺昭と安永亜衣のDNA鑑定をすることで合意。そのためには安永亜衣の髪の毛が必要だが、なかなかきっかけがつかめない。しかし、料理のときにたまたま安永亜衣が指先を包丁で切ってしまい、その血をふきとったちり紙を手に入れてしまう。

安永亜衣は、子どもをつれて、姿晴香との面会に行く。真実を明かそうと思っていることを母親に言うが、前回同様、強く止められる。結局決断できないのだった。

そして安永亜衣は、とうとう三田村賢二を突き落としたのが自分で、姿晴香は自分の身代わりになったのだと、入江達也に告白。あちゃー。入江達也は呆然。安永亜衣は、弁護士に真実を話して警察に行くというのだが、入江達也は三田村賢二が記者会見で暴露しようとしていた事実のことを問い詰める。安永亜衣はちゃんと返答するのをためらっているが、結局自分は小野寺昭の娘でも、池田政典の妹でもないとはっきり告白する。

頭を抱えてしまう入江達也に、「あなたは真実がわかって満足なの?」とだめ押しする安永亜衣。入江達也は「おまえを愛してるんだ」と言って、二人でしっかり抱き合っている。

DNA検査の結果が出た。池田政典は、「自分たちの心配は杞憂で、自分と安永亜衣は兄妹だった」と、入江達也に言う。どっちが本当なのか?わけがわからない。しかし池田政典は、検査結果が書かれた紙を入江達也に見せようとしない。こいつは・・・。

その間に安永亜衣は、弁護士と一緒に警察に出頭。

夜になって池田政典と入江達也は、また「もんしろ蝶」に飲みに行くが、その場で入江達也に追及され、DNA検査の結果で嘘をついていたことを告白させられてしまう。

姿晴香は弁護士から、安永亜衣が警察に出頭して自分は不起訴で釈放されたことを聞く。結局安永亜衣も過失致死にさえならずに釈放されるのだが、それを聞いて喜ぶ安永亜衣を、姿晴香はいきなり平手打ち。あと10話もないのだが、展開が読めない・・・。