真夏の薔薇 49-50話

「真夏の薔薇」、49-50話

病院の池田政典にわざわざ、安永亜衣は自分の娘だと言いに来た三田村賢二。しかし、そんなことはまるで知らない姿晴香と安永亜衣。三田村賢二がなぜ姿晴香の言い分をウソだというかというと、「あの女(姿晴香)はウソつきだ」というだけ。直感だそうな。疑う池田政典に「じゃあ遺伝子を検査してくださいよ」と出るのだが、結局池田政典に追い返される。

一方、池田政典と福家美峰の結婚式の日程決めはちゃくちゃくと進んでいる。池田政典はいちおう気になって、小野寺昭にことの真相をたずねているが、小野寺昭は「当たり前だろ」であっさり流してしまう。

またも三田村賢二から、池田政典と安永亜衣に電話がかかってきて、「みどりが自分の子だという証拠を見せる」という。呼び出された二人はなぜか「もんしろ蝶」に出て行くが、三田村賢二は、姿晴香のところに行って「おれの口からばらしてやるんだ」とすごんでいる。なぜ二人は置いてきぼり?

姿晴香と三田村賢二が、家でもめている最中に小野寺昭が顔を出すが、「わたしの出る幕じゃなさそうだ」とすぐにひっこんでしまう。いっぽう待ちぼうけを食らった安永亜衣はそのまま店に戻ってくる。店では入江達也が待っていて、「今夜はここに泊まりたいんだ」と言い出す。結局復縁ですか。

池田政典は、姿晴香に真相をただすが、「真相を知っているのは母親のあたし。世迷い言に惑わされないで」と一蹴される。池田政典はとりあえず信じたようだが、姿晴香はなんとかしないと真相がばれてしまうと焦っている。

姿晴香は三田村賢二に300万円払って、これで手を切ってくれと頼むが、三田村賢二は「おれはみどりと一緒に暮らしたいんだ。週刊誌の記者におまえが火室英雄をたぶらかした顛末をしゃべってもいいんだぞ」と居直っている。結局カネを受け取って一筆書いているのだが、そのてんまつを一部始終、安永亜衣に見られている。姿晴香はお金取られ損だなあ。

安永亜衣はさすがに母親を問い詰めるが、「過去のことをほじくり返したって何の役にも立たないでしょ」とあっさり居直られる。当然そんなことでは納得しない安永亜衣は、「ひどい、ひどい」と泣いている。姿晴香は「みんなが平和に暮らすのが一番だから、今日のことは胸の奥にしまっておいて」と、たいへんに無責任なことをいっている。

福家美峰と池田政典の結婚式の準備はちゃくちゃくと進んでいる。

次回予告では、その結婚式が破滅のきっかけになりそうな話が・・・。