真夏の薔薇 47-48話

「真夏の薔薇」、47-48話

安永亜衣の子どもがまた熱を出すが、池田政典じゃなくて、入江達也を呼ぶことになる。自宅に電話したので、泉本のり子は「いま、行くようなら別れる」と言うが、入江達也はそれを振り切って行ってしまう。子どもは病院ですぐに回復するが、泉本のり子はほんとうに出て行くことにして、それを安永亜衣の家にわざわざ行って通告。その後、あっさり姿を消してしまう。入江達也は必死で後を探すが、もはや後の祭り。

入江達也は結局ひとりになり、ぶつぶついいながらも、安永亜衣との関係を修復しようとする。店を訪ねて子どもに会おうとするが、子どもは池田政典の家に預けられている。迎えに行ってくれと頼む安永亜衣に文句を言いながら、結局言われたとおりに迎えに行くことに。小野寺昭から、池田政典と安永亜衣の一夜のてんまつを聞かされて「これは人間の愛の原型だ」などとわけのわからないことを言われたあげく、「君は嫉妬してるだろう」と指摘され、安永亜衣との関係を修復することにする。

安永亜衣の店に、いきなり現れたのが戸籍上の父親で姿晴香の前夫の三田村賢二。また金の無心に来たのだ。子どもの話を聞いて、子どもに会わせろという三田村賢二に「あなたは戸籍上の父親でも本当の父親じゃないから」という安永亜衣に対して、「おまえの父親じゃないといったのは、姿晴香に言われて口裏を合わせただけで、自分が実の父だ」と暴露される。

安永亜衣は真相を母親に確かめようとするが、できない。

池田政典は、入江達也から、「おまえはみどりのことを忘れられないだろう」と言われるが、口調はだいぶ変わっていて、池田政典と福家美峰の関係を暗に認めるような感じ。福家美峰は結婚してくれという言葉を池田政典自身から聞きたいので、それをしつこくせがむ。

その後また三田村賢二が店にやってくるが、偶然姿晴香もそこに帰ってきて、目をつり上げて追い出してしまう。三田村賢二は、「おれがその気になれば、おまえの家庭なんか簡単にぶっつぶせるんだからな」と不穏な捨て台詞を・・・。

入江達也は、家に帰るとすっかり掃除と片付けがしてあり、安永亜衣のことを思い出して店に出かけていき、子どもの相手をしている。店には池田政典もやってきて、自分の結婚の心境を安永亜衣に告げる。自分が安永亜衣のことを割り切れないから、それを振り切るために結婚するそうだ。安永亜衣ははっとしているが、それでも結婚おめでとうという。

池田政典の病院には、三田村賢二がやってきて、自分が安永亜衣の父親だと言い出す。

次回予告では、とうとう秘密が暴露されて登場人物が混乱するようすが・・・。