さくら心中 62話

さくら心中」、62話

さくら心中もあと2回。むちゃくちゃな話の収拾はどうつけるのだろうか。

最初から、健とさくらのベッドシーン。これまでベッドシーンでは「イヤああああああ」と昔の場面がフラッシュバックしていたさくらだが、今回それはないようす。結局やられてしまったらしい。相手が上手いとちがうのか?それなら、堂一のときにどうかなっていたはずだし。

そしてその後も、健の「ランチ、食べにいこか」を合図にホテルで逢い引きを重ねてしまう、健とさくら。さくらは自宅ではしらんふりで、「リック」にキスしたりしているが、罪の意識とかはあまりなさそう。「リックとは愛だけ、健にいちゃんとはからだだけ」とか、平気で言っている。

しかし陸雄は小説の執筆後、飲み屋で沙也香から「健とさくらがあやしい。昼食を食べに行って4時間も戻ってこない上に、石けんのにおいがしている」と聞かされ、疑念の炎が。健を呼び出して真実をただすが、健はあっさりさくらとの関係を認めてしまう。健は「三人の関係はまた深くなったんや。小説のネタにしろ」と言われ、激高して椅子を振り上げるが、何も出来ずに帰ってしまう。

陸雄はさくらに不倫のことを追及するが、こちらにもあっさり認められてしまう。「愛してるのはあなただけやから」とか言われて、頭を抱える陸雄。バカですねー。陸雄はさくらをベッドに押し倒すが、さくらからは「最初からあなたとはセックスしないという約束だったから、健にいちゃんとセックスしても不倫とちがう」などとむちゃくちゃなことを言われ、ベッドからは逃げられる。結局何もできずに、さくらに言いくるめられている。

一方桜子だが、秋に狂い咲きした桜の木の下で倒れてしまい、その後もいっこうによくなっていない。

健はあいかわらず、さくらと寝て、「おまえはもうおれのもの」とか得意になっているが、さくらは「愛しているのはリック。こんなこと続けていたら、あたしはダメになる」と言うだけ。

陸雄はさくらのことでもんもんと悩み続け、芸者を買おうとするが、豊香にとめられてまた悩むだけ。家に帰ると、さくらから「このままだとあたしはもうダメになるから心中してくれ」と迫られる。「あたしと一緒に死ぬの、イヤ?」と言われて「一回もセックスせんと・・・」と、童貞のままでは死にきれないらしい。さくらは「あなたが死んでくれないのなら、一人で死ぬ」となおも押してくるので、「さくら一人死なすわけにもいかんのや」と心中を認めさせられてしまう。かわいそうなのか、ただのアホなのか・・・。

次回最終回予告では、桜子は病床で死にかかり、さくらと陸雄も結局心中?明日がたのしみだ。