真夏の薔薇 45-46話

「真夏の薔薇」、45-46話

福家美峰が子どもを預かろうとするところを止めようとする安永亜衣。子どもを預けると、福家美峰と池田政典が接近することになり、それを許すのがしゃくにさわるらしい。店が忙しいのに、ガマンできなくなって池田政典の家に子どもを取り戻しに行くが、二人の姿がない。おいおいベッドシーンかよ、と思ったら、二人で顕微鏡をのぞいて遊んでいたのでした。

安永亜衣は子どもをほうっておかれたのがよほど気にくわないらしく、キンキンどなっている。家に帰ってから、後で自己嫌悪。入江達也はあいかわらず妹のことで、池田政典に「肉体にふれることは許さん」などとむちゃなことをいっているが、池田政典に拒否られている。それに対していきなり笑い出す入江達也。「おまえには、自分の妹を抱いたあの甘美なひとときを忘れられるはずがない」ときつい一言。なるほどー。

もっとも入江達也は泉本のり子とその子どもをかまっている。そこへいきなり安永亜衣の電話。呼び出されるとホイホイ出て行くので、泉本のり子はかなりイヤそうにしている。

池田政典は、福家美峰に自分と安永亜衣の過去のことで悩んでいることを打ち明ける。福家美峰は、「あたしを抱いて、忘れて!」とここぞとばかり食いつく。自分から下着姿になって、池田政典にのしかかられるのだが・・・。

安永亜衣は、入江達也を呼び出して、死んだ祖母の秘密を確かめようとするのだが、逆に入江達也に「まだ稲彦に気があるんだろう!嫉妬しているんだろう!今も心の中では近親相姦しているんだろう!」と突っ込まれ、ムキになって否定するがやはり苦しい。

池田政典と福家美峰は、結局デキちゃったようす。あーあ。「これであなたのからだは清められたのね」とか、生々しすぎ。しかも裸にタオルを巻いてワインを飲んでいるところを、小野寺昭姿晴香に踏み込まれてるし。最低だなあ。しかし、家族四人でそろってニコニコ食事をしている。どうなってるのか、この一家。

安永亜衣は、「女だから、心の中で過去のことを思い出すことくらいあるわ」と池田政典のことを居直ったあげく、子どものためにすべてを水に流してほしい、と入江達也に復縁を迫るが、入江達也は逃げていってしまう。

姿晴香から、池田政典と福家美峰がもうデキていることを聞かされる安永亜衣。入江達也は、この話を池田政典本人から聞かされて、よほどショックなようす。「おまえがちゃんと女を抱けるはずがない」って、そこだけにこだわってるなあ。しかも福家美峰からも、この話が本当であることを確認してしまい、かっとなって福家美峰を平手打ち。なおも結婚の承認を迫られて、混乱してしまう。

安永亜衣は、入江達也の家を訪問するが、その目的は、またもや泉本のり子と話をつけること。露骨にイヤそうな泉本のり子に、「自分の子どもには絶対父親が必要だから、別れてください」という話を持ち出そうとして、逆に泉本のり子に先に言われてしまい、そのまま追い出される。

泉本のり子は、入江達也が結婚してくれるのかどうか不安になり、「結婚するか、しないのなら子どもを手なずけるのはやめてほしい」と迫る。一方、また安永亜衣の子どもは病気になり、安永亜衣は電話で入江達也を呼び出す。

今日はここまで。次回予告では、安永亜衣の父親がまた現れてるし、安永亜衣は入江達也とキスしている。