さくら心中 60話

さくら心中」、60話

さくらから陸雄との結婚の話と、「結婚してもセックスしないという条件」のことを聞いて、複雑な顔をしている桜子。健がそこに飛び込んできて、「結婚やったら、おれとするはずになっとったやないか」と血相変えている。さくらは陸雄のいいことしか言わない。

環(木ノ葉のこ)や豊香らを呼んで、縁組披露をする一同。しかしさくらが「子どもなんかつくらない」というのでちょっと不穏な雰囲気に。この思いつき結婚、どう見てもうまく行きそうにない。

それでもさくらと陸雄の結婚式は挙行される。健は悔しそうだが、まああきらめたようす。沙也香は、さくらが堂一に夢中だったのを知っているだけに、非常に不審に思っているようすで「この結婚にはなにかある」といっているが、「ケチつけるな!」と木ノ葉のこから酒をぶっかけられている。

披露宴の後、秀ふじも、結婚がうまくいくのかどうか不安に思っている。健は酔っぱらって、「新婚旅行がイタリア2週間」というのが相当くやしいようす。桜子も勝も、困ったような表情をしている。

その後、新婚旅行から帰ってきたさくらと陸雄は、表面上はラブラブしてるが、キスくらいしかしてないようす。陸雄はさくらにのしかかるが、あっさり拒否られている。さくらは新婚家庭に健を呼んでいて、陸雄はそれにも複雑なようす。

健が新婚家庭にやってきて、部屋の様子をいちいちチェック。陸雄の部屋、作家のたまごというわりには異常に本が少なくないか。しかし部屋はいかにも新婚夫婦という感じで、さくらは陸雄のことを「リック」とか呼んでいる。さくらは自分が陸雄に毎日抱かれてるとか、大嘘をついている。

今日はここまで。次回予告では、セックスさせてもらえずに悶々とする陸雄の姿と、結婚生活がだんだん破綻していく気配が・・・。