さくら心中 55話

さくら心中」、55話

さくらは堂一とデート。堂一はさくらから、亡父とそっくりという話を聞かされて「ぼくの役割は決まったね。年も10歳違うし」といっている。さくらと10歳違いという設定なのか・・・。

さくらは堂一に髪をカットしてくれるように懇願。自分の髪をさわる堂一の手を握って、さくらはとろーんとしている。堂一もなんだかんだといってさくらの手や髪やいろんなところをさわってるのだ。なんだかねぇ。そしてその様子は後をつけていた陸雄が健に逐一報告している。これもどうなのか・・・。

さくらは家に帰ってから、デートの模様をいちいち桜子に報告。桜子は「よかったわね」と言いながら、亡き比呂人の写真をながめて複雑そうな顔をしている。店に出てきた堂一は、桜子に微妙な視線を投げている。「あまり髪をかまっていませんね。ぼくにやらせてくれませんか」と言い出して、桜子の髪をカットする堂一。桜子の方もとろーんとしている。

さくらは、「あまり深入りするな」と止める健と陸雄に「あたしは堂一さんに抱かれたいの!」と宣言。おいおい。そして美容室で桜子の髪をカットしている堂一を見つけて、大ショック。自分の部屋に帰って、はさみを持ち出し、自分の髪をめちゃくちゃに切り始める。

桜子は堂一の住んでいる建物の前の千年桜を前にして昔語りを。千年桜は満開。堂一を見つめる桜子の中で、堂一と比呂人の姿が重なって、ぼーっとしたところを堂一がキス。あー、やっちゃった。桜子もおとなしくキスされておいて、「いけないわ、やめてください」とか、何言ってるの。それを黙ってみている勝があわれ。

桜子が帰ってきたところへ入れ替わりにさくらがでていく。ネッカチーフをかぶっているので髪のようすは隠しているが、そのまま秀ふじの店へ。二階に上がって堂一を待ち、自分のめちゃくちゃになった髪を見せて「あなたってカリスマ美容師なんでしょう。この髪が切れるの!」と迫っている。

次回予告では、さくらは自分から堂一に抱きつき、桜子が堂一との仲を邪魔していると文句をつけている。いよいよバトルが・・・。