さくら心中 50話

さくら心中」、50話

桜子は、さくら、陸雄、豊香が、養母の環のもとを訪ねたことがあまり気にくわないようす。環は、陸雄がさくらに気があることをいきなり指摘。陸雄はあわてているが、さくらは陸雄なら安心できると、まんざらでもないようす。なんだかなあ。

陸雄はさくらが自分に気があると思って舞い上がっていて、健にイヤミを飛ばしたりしている。健は健でさくらを飲みに誘うのだが、さくらは「友情を壊さないように陸雄を誘おう」とか言い出して、三人で飲みに行くことに。

飲み会でさくらが陸雄の小説の話を出すと、健は酷評。するとさくらは陸雄をろくにフォローもせず、健のほうになびくようなことを言い出す。あげくに健にひっついたあげく、その場で健とキス。「どうしよう!人生でファーストキスしてしもた」とか言って健にしなだれかかっている。どういう神経ですかこの人。

陸雄はショックと屈辱感でさくらとは口もきけなくなる。こっちもめめしいなあ。「さくら!おまえは妖精か!魔物か!」と千年桜をたたいて叫んでいる。勝は陸雄を飲みに連れて行き、豊香を呼ぼうとするが、豊香は健の相手をしていてやってこない。陸雄は、勝に、健と豊香の関係を暴露。勝は「まああそこの血筋だからしょうがない」となだめるが、陸雄は頭を抱えてさくらのことで恨み言を。ふすまをひっくりかえして暴れている。この人もなんだかねえ。

酔って帰ってきた陸雄に、さくらはつれない態度。「健のことが好きなのか」と迫る陸雄に「それがどうしたん」と答えるさくら。陸雄は健と豊香の関係をバラそうとするが、きょうはここでおしまい。

次回予告では、さくら、陸雄、健の三角関係はますます面倒なことになるもよう。