円盤戦争バンキッド 26話

「円盤戦争バンキッド」26話 「さらば.バンキッド」

毎週、くだらないなあと思いながら見てきたバンキッドも今日が最終回。ラストが意外らしいということだけは知っていたが・・・。

先週、タイアップだった蒲郡のホテルでのロケが今週も継続。よって話のほとんどは蒲郡の海の近く。前回出てきて、バンキッドを兄の敵とねらっていた、ブキミ星人のおねえさんベルーヌがまたまた登場。

そしてとうとう現れたグザレ司令、なんと平田昭彦ですよ。こんなところにも出てきていたのか。しかも服装もメイクもやたら変。おいたわしい・・・。いつものブキミ星人と違って、変なお面じゃないところも逆に変。うーん。しかもグザレ司令はバンキッドと直接戦うのかと思いきや、戦争は部下のエーガリン中将にやらせてる。今回はぜいたくに円盤を4機も使っていて、爆発シーンも派手。残った予算を使い切ったんだなあ。

円盤はあっさり全滅し、エーガリン中将はあっさり処刑。グザレ司令は、ベルーヌにブキミ星に戻れと命じるが、拒否される。当然処刑かとおもったら、あっさり許されてるよ。そんな甘いことでいいんですか。グザレ司令に詰め寄るバンキッドに対して、隠居に直接話すというグザレ。そして隠居対グザレの対面が実現。何を話すのかと思ったら、「許してください」といきなり言い出すグザレ司令。そんなのありか?

隠居は「謝ったくらいで許されることではない」と一喝。そりゃそうだ。しかしグザレ司令は、ブキミ星はあと20年で滅びるので移住先が必要だと弁明。しかしバンキッドと戦うのはもうつかれたので、地球はあきらめるそうだ。そりゃないでしょ。「ほかの星を侵略しようというのか」という隠居に対して、「平和に移住できる星を探す」と答えるグザレ司令。そんなことができるんだったら、最初からそうしろって。

最後の奥田英二の説教は、「後は任せたぜ。じゃあ」とあっさり終わった。うーん、長坂秀佳の脚本もかなりいいかげんだ。しかし、岩本博士、ミスターK、キャプテン・ゴメスの平田昭彦が出てくるとなんとなく最終回らしい感じがかもしだされてふしぎ。名優の存在は貴重である。