変身忍者 嵐 9話、10話

「変身忍者 嵐」9話 「まぼろし怪人! カマキリガラン!!」 10話 「死をよぶ! 吸血ムカデ!!」

なんだかんだと見てしまう、「変身忍者 嵐」。やっぱり主題歌がいいなあ。

9話、大量の毒を製造して、川に流し、下流の人々を皆殺しにすれば血車党が支配できるとご機嫌の魔神斎様。毒の製造は、そのへんの旅人を適当にさらってやらせているが、毒の蒸気でバタバタ死んでいる。そのわりに、大きな桶のまわりにいる骸骨丸や、血車党の下人どもは平気である。なんでかね。

カスミも血車党に捕まってしまい、ハヤテはカスミを救いに血車党のアジトに潜入するが、あっさり捕まってはりつけに。けっこうまぬけだ。しかし輪を掛けてまぬけな血車党は、「こんな奴は後でいい」と、毒を流しに全員出払ってしまう。そこにタツマキが助けに来て、ハヤテとカスミはあっさり脱出。

毒を流そうとするカマキリギランと下人どもだが、桶一杯に毒を作っていたはずが、持っているのは小さな壺ひとつ分しかない。それじゃむりでしょ。カマキリギランと嵐の対決は、川の堰の上。これはなかなかスリルがあってたのしい。最後は、カマキリギランは一刀両断。あはれ・・・。


10話、飛脚を捕まえ、藤沢の町を襲って住人をみな血車党の手下にしようとする魔神斎様の計略。ハヤテ一行は、藤沢の町に到着するが、宿の人もみな、吸血ムカデに血を吸われて血車党の手先になっていた。町全体はすでに血車党が占領したと言っているが、吸血ムカデはそんなにまめに血を吸っていたのか。

血を吸われると、口から牙がはえ、目のまわりは青くなる変な顔に。しかも吸血ムカデの造型がけっこう気持ち悪い。子供にはかなり怖そうだ。ハヤテが血車党と戦っているうちに、タツマキは江戸の万物先生のところに走り、吸血ムカデの毒を消すクスリを手に入れるが、帰り道を骸骨丸に襲われる。

結局タツマキとカスミは捕まって木に縛り付けられるが、あわやというところで駆けつける嵐。吸血ムカデとの対決は海岸。影うつしでまっぷたつにされて終わり。この回は、下人との立ち回りやら、乗馬シーンやらけっこう見どころアリ。