アラーの使者 1話

「アラーの使者」1話 「恐怖の紅とかげ」、千葉真一ほか出演、東映、1960

「アラーの使者」の1話。先日東映チャンネルで流していた。白黒だ。千葉真一若いよ。あまりに若いので最初は本人とわからなかった。目つきや眉毛はいまと同じなのでわかるが、千葉真一も昔はアイドルっぽいルックスで通っていたということがわかった。出てくる飛行機はプロペラ機だ。羽田空港ものんびりとした感じ。

千葉真一は探偵で、じつはアラーの使者ということらしい。って、これはまんま月光仮面ということでは?昔は川内康範もアイディアの使い回しをしてたのか・・・。

なんでも紅とかげというなぞの一味が、「山村」姓の家を次々と襲っているが、目的がよくわからないという話。紅とかげ団は、、ターバンを巻いたり、おかしな悪魔みたいな帽子をかぶったり、仮面をつけたりしている、怪しい一団。それにしてもアラーというのにターバンって、変でしょ。

この紅とかげが山村家にある、昭和のはじめにチベット人からもらったという謎の絵図を狙って襲ってきた、らしいのだが、絵図がなんなのか、なんでこれが欲しいのか、とにかくわからないことだらけ。だいたい、この第1話、かんじんのアラーの使者が出てこないし。

昔のテレビはのんびりしてるなー。まあ「月光仮面」ほどにはチープでないつくりだが・・・あまり続けてみたいとは思えない。