激走戦隊カーレンジャー 45、46、47、48話

激走戦隊カーレンジャー」、45、46、47、48話、テレビ朝日東映東映エージェンシー、1997

カーレンジャー東映チャンネルでの放送がやっと終了。これも時間がないので全話は見ていないのだが、最初の20話くらいと、最終4話は見ていた。

90年代以後の戦隊ものはほとんど見ていないのだが、これはめずらしく本放送時にちょっと見ていた作品。なんでだろう。まあ、話が明るくて軽い感じのつくりだったので、見やすかったのかもしれない。今度見直してみると、放送時間は20分ちょっとしかなく、これも見やすい理由の一つ。普通の特撮ものにくらべて5分短いので、ドラマ部分が簡単なのである。

ゾンネットは敵の女幹部のくせに可愛いので好きだったが、最後にいきなり善人になってカーレンジャーに味方してきた(のみならず、レッドがゾンネットに告白する、という展開)ので、あぜん。まあ、この話なら許されるが・・・。

ガイナモ以下の敵幹部はカーレンジャーをほとんどやっつけかけたところで、ボスのエグゾスに裏切られて放り出されてしまい、カーレンジャー側にまわってしまう。この辺はなるべくレギュラーをやっつけたくない配慮?これもちょっとなあ。まあ、このシリーズでは敵も真剣に悪に打ち込んでいないのでこういうのもありなのかもしれないが。

カーレンジャーはエグゾスの力でカーレンジャーになれなくなってしまい、あきらめかけるが最後に復活して巨大化した敵ボスに挑戦。なかなか倒せないが、最後はボーゾックが腐った芋ようかんを食わせて退治。芋ようかんは、このシリーズの重要アイテムだったが最後に活躍してくれてよかった(笑)。

脚本はメインライターが浦沢義雄なので、基本的にかなりアホっぽい内容。戦隊ものがかなり好きでないと受け入れられないだろうなあ。自分は、浦沢脚本ってそんなにおもしろいかどうか微妙・・・と思っているのと、最近の戦隊ものを見ていないので、ちょっとどうかなあと思う。笑って観ている分にはそんなに深いことは気にならないし、「つまらない」回は全体的に少なかったからまあいいかな。見て消しにしてしまう戦隊ものがほとんどだけど、全話DVDに焼いてしまったのはやっぱり好きだからなのか、納得いかないなりにちょっと気になるからなのか、自分でもよくわからない。