ジャイアントロボ 7話

ジャイアントロボ」 7話「敵は怪獣イカゲラス」

この話は、U6ことマリー花村が初登場する回。この桑原友美という子役、顔はかわいく(美人というよりは「あんみつ姫」みたいな感じ)、口は達者で、いつもU7の大作くんをやりこめていたので、大作くんはたいていこの子を煙たがっていた。それとも、「好きな子なのでいじめる」という小さい男の子特有の行動か?まあそれはないか・・・。

マリー花村は39カ国語が話せて、暗号解読の専門家という、化け物みたいなお子様である。まあ、39カ国語をぺらぺらとしゃべってくれる機会は番組には訪れないのだが・・・。大作くんは、たまたまジャイアントロボの起動命令を出したおかげで、ジャイアントロボを操れるだけ(それも、「飛べ」「怪獣をやっつけろ」というような、えらく大ざっぱな命令しか出さないのにロボはちゃんと動いているのだから、大作くんはたいした仕事はしていない)なので、能力的にはえらい違いである。

怪獣イカゲラスは、ユニコーンから暗号解読機を奪う作戦のためにやってきた。で、まんまと取られてしまう解読機。一回盗まれた時点で暗号は全部切り替えなくてはいけないはずだが、この世界ではそういうややこしいことをするよりも「解読機を取り戻せ」ということになっている。

イカゲラスの溶解液でロボの腕が溶けちゃったり、U3が捕まったり(これはいつものこと)、いろいろあるが、最後はなんとスパイダーがイカゲラスの溶解液で溶けてしまう。スパイダー、ファンだったのになあ。まあ、これに限らずBF団では幹部は使い捨てで、どんどん代わっていくのだ。ドクトルオーバーは最後までいたかな?

イカゲラスはロボのレーザー光線で焼き払われて終わり。マリー花村が出てきてうれしいのと、スパイダーが死んで悲しいのと両方で、複雑・・・。そういえば、ユニコーンって、U2とU4が欠番になっていて、いないのである。支部長とU3、U5(西野おねえさん)、U6(マリー花村)と、U7(大作くん)だけ。まあ活躍するのは、ほとんど大作くんとお守り役のU3だけだけど。U6の出番が少ないところがざんねん。