ジャンボーグA 6話

「ジャンボーグA」 6話 「絶望! 売られたジャンセスナ ― モンスロボ登場 ―」

ジャンボーグAの変身アイテム、というか、ジャンボーグAの本体のセスナ機「ジャンセスナ」が売られてしまいました、という衝撃回(笑。

どこかの社長がジャンセスナに同乗して、いたく飛行機を気に入り、1千万円で買おうと言い出す。大利根航空の社長=田崎潤はこれで飛行機をもっと増やせると、大喜び。ちなみに放送当時の1973年の1千万円は、消費者物価指数で比較すると2004年では2500万円程度になる。

http://pac1.net/corvette.california/memorandums/048.html
によれば、アメリカでは現在セスナ機は中古で2万ドルくらいから買えるとのこと。日本では当然もっと高いだろうが、思ってたよりは安い。2500万円なら数機は簡単に買えそう。田崎潤がよろこぶのもあたりまえだ。

しかし、ジャンセスナが売られてしまったのでは、ジャンボーグAは出てこられないので、ナオキはやめてくれと懇願して、相手にされないとなると、「自爆する!」とわめいて勝手に飛んだりしている。燃料代だってかかっているのに、迷惑な奴。

画面で見ると、ジャンセスナとPATの戦闘機はほとんど大きさが変わらない。これは変。でも子供の視点で考えると、単座の飛行機はなんでも同じサイズに見えた方が不自然ではないのかもしれない。まあセスナ機がビルより大きい巨人に変化する不自然さと比べれば、この程度のことは大したことないか。

結局ジャンセスナは、ナオキの甥っ子が、買い手の社長に「ジャンを買わないで!」と懇願したおかげで売られずに済む。田崎潤は怒るだろうなあ。まあ、めでたしめでたし。

怪獣はかなりセンスのないデザイン(それがこの番組の味なのだが)、首チョンパで終わり。この番組、必殺技の都合で怪獣の首が落ちる回が多い。昔は牧歌的でいいですね。