ファイヤーマン 30話(最終回)

「ファイヤーマン」30話 「宇宙に消えたファイヤーマン」(最終回)

最初の3回くらい見て、その後挫折してしまい遠ざかっていたファイヤーマン。とうとう最終回ということで、つい見てしまった。

冒頭、子供が野球をしている。最終回なのに悠長な・・・と思っていたら、宇宙からいきなりミサイルらしきものが飛んでくる。迎撃ミサイルが発射されるが、びくともしない敵。監視衛星(人が乗ってる)から、SAFの本部に「こちらに向かってきます。もうダメ。子供を・・・いや、地球を守ってください」と言ってくる。冒頭の子供は、この衛星の乗員の子供だったのだ。

衛星がこっぱみじんになったあと、UFO(球形の岩石に金属製の角が生えたような、変な代物)はそのまま地球に。SAFは、誠直也、隊長、岸田森がマリンゴンで出撃するが、あっさり撃墜。三人は「おまえが脱出しろ」「いやおまえが」と譲り合って、誰も脱出しない。そのまま地上に激突、と思ったら不時着しただけ。なんだかなあ。

UFOは今度はSAFの基地を攻撃。あっという間に基地は壊滅。最終回だから全部壊しちゃえ、というスタッフの投げやりなパワーが感じられる。基地を守っているマリちゃんは瓦礫が振ってくる中で倒れてしまう。ヒロインまで死んじゃうのか。

UFOが着地したところからは、怪獣ダークマンダーが出現。今度は東京が火の海に。防衛隊の戦闘機隊もバシバシ撃ち落とされる。東京全滅?という時、誠直也は変身して、怪獣のところに飛んでいく。苦戦の末怪獣はなんとか吹っ飛ばす。

クタクタになってへたばっている誠直也と隊員たちのところに、泥だらけのマリちゃんが走ってきた。生きてたの?というか、基地から走ってきたんですか?怪獣は死んだが、UFOの方はまだ残って暴れ回っている。もうエネルギーがないが変身する誠直也

光線技でUFOの動きを止め、そのまま宇宙に運んでいくファイヤーマン。彼方に閃光が。画面の空に映り込む誠直也の顔。特攻作戦で死亡ですか。最終回はなんでもありらしい。特に感動することはないが・・・、ヒーローが変な説教をたれるおかしな最終回になるよりはましか。来週からこの時間は、「恐竜大戦争アイゼンボーグ」である。こっちは非常に楽しみ。