素浪人 花山大吉 1話

「素浪人 花山大吉」1話 「世のなか上には上がいた」、近衛十四郎、品川隆二ほか出演、小野登監督、1969

時代劇専門チャンネルで新しく放送が始まったシリーズ。たぶん、初見である。これは再放送の記憶が薄い(ただし、関西では何度か放送されているらしい)。東映チャンネルでの再放送は、最近まで契約していなかったので見ていない。

前作「素浪人 月影兵庫」と同一キャストで設定のみ変えてあるので、前半は前作とのつながりと、登場人物のキャラクターの説明。品川隆二が演じる焼津の半次だけが前作と同一で、道中、偶然に月影兵庫とそっくりな花山大吉を見つける、ということになっているので、それを視聴者に説明する。あとは、花山大吉が「相談屋」を稼業にしているとか、グルメだとか、おからと酒が大好きとか、急にしゃっくりが出るととまらなくなり、酒をのまないと何もできなくなるとか、そういうおはなし。

後半は花園ひろみ扮するやくざの女親分が悪いヤクザに仕掛けられたケンカの助太刀に立つ話。立ち回りはさすが。

話はけっこうおもしろい。前作を見ていない人でも十分たのしめる。近衛十四郎と品川隆二のコンビのやり取りもテンポよし。しかし、このシリーズ全部で104話もあるのだ。録画しても後で見る時間があるかどうか・・・。

ちょっと探したら、このシリーズには非常に詳しい紹介サイトがあった。近衛十四郎、かっこいいからなあ・・・。
http://www.geocities.jp/konoejsr/surounin-hanayama1.html