太陽にほえろ 1話

太陽にほえろ」1話 「マカロニ刑事登場」

太陽にほえろ」の1話、ファミリー劇場でHDリマスター版が放送されていたので初めて見た。といっても、うちはスカパーHDを見られる環境ではないので、画質の変化はわからない。

1話なので最初に登場人物の紹介が。ボス、山さん、長さん、ゴリさん、殿下、マカロニ、それから少年係のシンコ。みな顔つきが若い、やせている(シンコだけはけっこうふっくらしているが)、髪型が違う、というわけで、だいぶ印象が変わったことに驚いた。

犯人は水谷豊で、拳銃を持ちたいお年頃のチンピラ役。撃つべき時に拳銃を撃てないマカロニの失態でゴリさんがケガをするのだが、マカロニは丸腰でチンピラ逮捕に挑む。後楽園での立ち回りの後、舞台は球場に。チンピラを説得するどころか半ばやりこめられるマカロニをフォローしようとボスが出てきて、チンピラを説き伏せて逮捕。最後はボスがマカロニに、「人を平気で撃てるようになったらおしまいだ」と言葉をかけて終わり。

思ったよりボスが前面に出ている展開に驚いた。ボスがいつも部屋にいる展開は後になって定着したモノだったんですね。そりゃ石原裕次郎が出てくる連続テレビドラマで、裕次郎が全然活躍しなかったら視聴者の方が驚いただろうが。

とはいえ、主役はボスではなく、あくまでマカロニである。水色のベルボトムのパンツとか、伸びまくった長髪とか、時代を感じさせる。しかしこの格好がなぜ「マカロニ・ウェスタン」だということにになるのか、全然理解できない。まあいいですが・・・。

このドラマの最初の形態がわかっておもしろかった。なにしろ長いので次からも見るかは微妙だが・・・。