氷紋 5話

「氷紋」5話 、岩下志麻津川雅彦北大路欣也、佐藤友美ほか出演、よみうりテレビテレパック、1974

昔々数話だけ見た渡辺淳一原作のテレビドラマ。当然原作は読んでいない。脚本は高橋玄洋

テレビドラマとしては非常にエロ度が高いということで当時評判になっていたはずだが、ストーリー部分はまったく覚えていない。しかし、主題歌「旅路」(歌、風車)のメロディーはちゃんと覚えていた。作曲、編曲は坂田晃一。さすが名曲である。

話は4話までの内容がわからないので、ちんぷんかんぷんなのだが、EPGの番組解説を読んでこの話をみた限りでは、「岩下志麻津川雅彦は夫婦」「津川雅彦北大路欣也は大学病院の医者でライバル同士、しかし北大路欣也は出世競争で脱落」「岩下志麻北大路欣也にひかれている」という程度のことがわかっただけ。ほかに、役者は生田悦子(看護婦、津川雅彦の愛人)、中山麻里(看護婦、北大路欣也にホレている)、磯野洋子、菅井きんら、なつかしい顔ぶれ。

舞台は北海道の大学病院ということになっていて、セットに出てくる部屋に古いストーブがあるところはいかにもそれっぽい。セットの様子もいかにも昭和40年代らしい感じ。エロ場面は、津川雅彦生田悦子のピロートークと、津川、岩下夫婦のキスのみ。まあこの程度でも、子供には刺激が強かったのだろう。それにしてもこんなドラマを見ることをよく親が黙っていたものだと思う。

そういえば昔、この話と「氷点」を取り違えていて、なんでエロ話が名作なのかと思っていた。一字違いで大違いである。三浦綾子先生ごめんなさい。今後続けて見るかどうかは・・・微妙。