バイオニック・ウーマン 第3話

「バイオニック・ウーマン」第3話 「思惑」

妹と食事しているジェイミーに組織の指令が。ジェイミーの体内にはGPSの発信器が埋め込まれていて、どこにいてもバレバレになっているのである。だったら、頭の中に携帯電話を組み込んでおけばわざわざ電話しなくてもいいからラクなのに。目にはカメラがしかけてあって、見たものは全部組織の本部に送信されているので、なおさらである。

指令はカナダの兵器メーカーの経営者の娘がセルビアに狙われているので、在米中の警護をやれというもの。そこにサラがやってきて呼び出しをかけてくる。こっちこそ携帯電話ですませればいいのに。サラは死んじゃったウィルの父親(ウィルと共にサラにバイオニック改造手術を施した組織の一員で、今はバイオニック技術を売って儲けようとたくらんでいる)と組んでいる様子。

果たしてサラは、ジェイミーの進歩した改造システムを自分に移植しろとむちゃな要求を。しかし組織に対してはジェイミーはサラを庇っている。同情心なのか、このあたりはよくわからない。

娘の警護中にサラがまた訪ねてきて、そこにセルビアのギャングが。ジェイミーとサラの二人がかりでギャングは全滅。ていうか弱すぎるよセルビア人。サラからアイカメラの送信をオフにする技術を教えてもらうジェイミーだが、サラから手術しないと1年で死んでしまうので、助けてくれと頼まれて断ってしまう。そうするとサラはジェイミーの家に入り込んできて、妹を人質に協力を強要。

今回も前回に引き続き、ジェイミーの任務自体はほとんどどうでもよく、サラとの関係やらやりとりやらの伏線をいろいろ張っている。それはいいが、話が非常にわかりにくく、途中で話に入りづらい。一回見ただけではぜんぜんおもしろくないし、初回から見ていてもちょっとずつしか種明かしがなく、ひじょうにいらつく。これでは途中打ち切りもしょうがないかという感じ。まあ来週も見ますけど。