三姉妹

「三姉妹」第19話、岡田茉莉子栗原小巻山崎努ほか出演、NHK、1967

大河ドラマの5作目。これは何の話か、ぜんぜん知らなかったのだが、原作は大佛次郎、幕末の話である。この回は禁門の変(各放送回にサブタイトルはない)。悲しいことにこの回は三姉妹の次女役の藤村志保が出ていない。わたしとしては藤村志保が一番見たかったのに・・・。というか、主役の三姉妹はあんまり出てこなくて、幾松役の中村玉緒とか、瑳峨三智子のほうが出番が多い。ただし、栗原小巻はたしかにかわいい。

禁門の変の話なので、長州側の桂小五郎(これは御木本伸介)と薩摩側の西郷隆盛観世栄夫)、それからこれも長州側の山崎努が出まくり。御木本伸介の桂はちょっと重すぎるような気もするが、観世栄夫の西郷は貫禄十分。あと、山崎努が若い(顔つきがかなりちがう)のに驚く。

しかしこのドラマは、記憶もないし全体のストーリーもわからないので、この場面だけみても、おもしろいのかおもしろくないのか、なんともいいかねる。