非婚同盟

非婚同盟」、佐藤仁美、秋山エリサ、李千鶴ほか出演、中島丈博脚本、東海テレビ制作(フジテレビ系列)、2009.1.5-2009.4.3

非婚同盟、やっと終わった。いつもの中島丈博脚本のドロドロドラマかと思ったら、今回はほぼコメディ。けっこう毎回超展開があって、最後まで見てしまった。しかし3月になって、非婚同盟の子供が出てくる第3部になってからはやや展開がダレた。最後は、こんなに普通に終わらせていいの?という感じだったし。脚本も最後の一週間はあわててまとめたという印象。

主役の非婚同盟三人組より、脇役にかなり変な人がぞろぞろ出てきて、そっちの方がおもしろかった。メチャ子、ジストマ菌、紙芝居のおじさんは三巨頭。紙芝居屋と風間トオルのカラオケ大会はいつもたのしみだったのに、いつのまにか終わってしまって悲しかった。最後の方はそういう変な脇役が少なくなったので(やっかいもっかいの人くらい?)、その分おもしろさが減ったのかも。

それにしても「非婚同盟」というこの話の発想自体がいまひとつよくわからない。そもそもなんで「非婚」じゃなくちゃいけないのか?「非婚5箇条」の中で、現行の結婚制度を否定しうんぬんといってるけど、とにかく一生非婚一筋、みたいな佐藤仁美はともかく、秋山エリサと李千鶴は、単にそれに引きずられているだけ、男運が悪いだけ、みたいな気がする。まあそのへんのいい加減っぽい感じもこのドラマにはあっているような気がするから、たいした問題じゃないけど。

3ヶ月間、録画とはいえ昼ドラを見るのはけっこうつらいので、当分見ないと思うが、今回はそこそこたのしめたので、まあよしとしましょう。中島丈博先生、おげんきで。