ベルリンフィル ジルベスター・コンサート2007

ボロディンイーゴリ公」より「ダッタン人の踊り」、「交響曲第2番」、ムソルグスキー「ホヴァンシチナ」前奏曲組曲展覧会の絵」、サイモン・ラトル指揮、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団、2007.12.31

ベルリンフィルのジルベスター・コンサート。これは前々回のもの。録画しておいたものをやっと見られた。この年は「ロシアもの」のプログラム。ボロディンの2曲は、色彩感のある演奏。ムソルグスキー展覧会の絵」は、曲ごとに表情がぜんぜん違う。最後の「キエフの大門」はテンポを落として、曲の壮麗さを描きこむような演奏。その分、ちょっと合奏のタイミングがずれていたりするが、やはり名演。ラトルはハズレがないなあ。アンコールピースは、ショスタコーヴィチ「黄金時代」からダンス。これははじめて聞いたが、テンポのいいきらびやかな曲。いい曲なのにコンサートにもバレエにもあまりかからないのはなぜ?