第13音楽隊定期演奏会

C.T.スミス「フェスティバル・バリエーションズ」、オルフ(J.クランス編)「カルミナ・ブラーナ」ほか、藤後誠二、阿部安誌雄指揮、陸上自衛隊第13音楽隊、広島厚生年金会館ホール

自衛隊ブラスバンドのコンサート。チケットをもらったので行ってきたが、招待客以外はこれを座席券に換えなければならず、これに結構な列が。まあそんなに悪くない場所の券だったので、それはよかった。

「フェスティバル・バリエーションズ」は、1982年初演という新しい曲。かなりテクニックを要求する曲で、演奏者はちょっと苦労していたようだ。吹奏楽はいろいろ新曲が出ているのですね。「カルミナ・ブラーナ」は、吹奏楽用編曲版というのを初めて聴いた。オリジナルから半分くらいを抜粋してある。もともとそうなのか、この演奏会が時間の都合でカットしたのかは知らない。こういうふうにいじっているのか、とけっこう感心。

後半は、子ども連れの客向けのプログラム。「ポニョ」とか、「ハリポタ」とか、そういうもの。「ハリポタ」の吹奏楽組曲というのも初めて聴いた。まあなかなかいいんじゃないでしょうか。隣の子ども連れがうるさいので閉口。いくらプログラムが子ども向きだからといって、小学校にも上がっていないような子どもがコンサートで1時間静かに座っているのは無理。そんなのわざわざ連れてこなきゃいいのに。まあしょうがないか。