伝七捕物帳 寄り合う肩に情けの十手

伝七捕物帳」158話 「寄り合う肩に情けの十手」

客演は、北上彌太郎/高田敏江/山岡徹也。お稲(高田敏江)はスリから正業に戻っていたが、またスリに戻ろうとしたところを伝七に抑えられる。娘の病気に効く薬が買えないというお稲に伝七は、一分をにぎらせてやる。同心の佐伯文吾(北上彌太郎)は伝七のことを心配するが、その佐伯が昔捕らえて島送りにした、こうもりの仙造(山岡徹也)に襲われる。一度は事なきを得るが、仙造は、佐伯の十手を奪って失脚させようと狙う。そこで昔の仲間のお稲に佐伯の十手をすらせようとする。お稲は薬のために十両前借りしていて首が回らず、とうとうその話を受けることに。

伊勢屋(十朱久雄)からスリの手がかりを聞いた伝七は、赤っ鼻と文治にスリを張り込ませるが、そこから本当にすったのはお稲だったとわかってしまう。お稲は、スリのことが娘にバレ、償いに依頼主から十手をすって奪い返そうとするのだが、逆に待ち伏せされる。

今回また早瀬様が出てこない。あと2回なんだから、ちゃんと出してあげてよー。しかしスリの依頼金を返したとなると、娘の薬代の十両はいったいどうしたんだろう・・・。

脚本安藤日出男、監督斉藤武市。