伝七捕物帳 売られた恩の落とし穴

伝七捕物帳」151話、「売られた恩の落とし穴」

客演は、岡田英次真山知子/舛田紀子。伝七は盗賊を捕まえて、獄門まで牢に入れておくことに。しかし盗賊は、牢の中から手を回して外の仲間とつなぎをつけ、昔助けてやった岡田英次(伝馬町の牢番)の娘をさらってそれをタネに脅迫してくる。そして、牢を抜け、隠した金を奪おうという算段をたてる。それにからんで、盗賊の仲間が金を横取りしようとたくらむ。捕まった岡田英次の娘と、娘を助けようとしてこれまった捕まったちょろ松は捕まったまま火をかけられて危うく蒲焼きになるところに。

最後はちょろ松が岡田英次の娘といっしょに江戸を出て行きそうな雰囲気になり(結局それはなし)、ちょっとあせった。このシリーズ、最終回目前にレギュラーを入れ替えるという荒技を平気でかますので。話の出来は並。

脚本内田弘三、監督山田達雄