伝七捕物帳 けなげな娘に鬼が哭く

伝七捕物帳」149話 「けなげな娘に鬼が哭く」

客演は、池波志乃/外山高士/大木 実。池波志乃は、ろうそく問屋の備前屋の女中おこま。けんかでやめさせられるが、ならず者に命を狙われる。しかしなぜおこまが狙われるのかがわからない。しかも備前屋をやめさせられたのも、番頭が仕組んだことだとわかる。しかも備前屋の主人(外山高士)から、おこまは店に連れ戻されるのだが、主人は自らおこまを殺そうと。おこまは主人の背中に女郎蜘蛛のいれずみがあるのを見てしまい、それで命をねらわれていたのだ。文治はおこまを危ないところで助けるが、手傷を負わされてしまう。

悪役が最後に入れ替わったり、盗賊の残した大金の始末で伝七が巧みな計らいをしたり、なかなか見せ場のある回。今回気づいたが、お玉が降板しただけでなく、少なくとも前回から新吉の子役も入れ替わっていた。松田洋治という子供。なんで最後のほうになって、レギュラー(新吉は準レギュラーだけど)が入れ替わるかねぇ。

脚本猪又憲吾、監督松尾正武