伝七捕物帳 実る情けの職人気質

伝七捕物帳」148話 「実る情けの職人気質」

客演は、花沢徳衛/葉山葉子/蟹江敬三。お玉がヨメに行った菊乃屋では、早速後釜の子が入っている。名前はおみね。しかし、ビリングスの順番では、レギュラーメンバーの中には入れてもらっていない。それにお玉ほどキャラクターがはっきりしていないので、どうも影が薄い。

喜八(花沢徳衛)は、菊乃屋で食い逃げしようとして捕まるが、入れ墨者で、生き別れた娘を捜して江戸に出てきた。実は偽金づくりの名人。伝七は、藤助に世話を押しつけて娘を捜させる。娘のおひで(葉山葉子)は芸者になっているが、喜八を父親と認めようとはしない。一方新造された一分銀が銀座から盗まれる。蟹江敬三は、一分銀を盗んで偽造しようとしている悪党の一味だが、一味から抜けたがっている。そして蟹江敬三はおひでの情夫。

結局おひでを偽金百両で店から退かせ、喜八はお縄に。今回はいつもなら六さんがするはずの伝七の密偵役を藤助がしている。早瀬様や、ちょろ松や、文治らのレギュラーメンバーが活躍する回になるかと思っていたのだが・・・。オープニングとエンディングの映像も一部変わった。お玉が抜けた分が差し替えられたようだ。

脚本杉山義法、監督斎藤光正。