伝七捕物帳 冥土からきた男

伝七捕物帳」143話 「冥土からきた男」

客演は、白木万里/水野久美/山田禅二。赤っ鼻を名乗る男が大店に押し入って、主人を刺し殺す。現場には赤っ鼻のたばこ入れが。そして別の店でまた主人が殺され、奉行所に赤っ鼻の犯行を予告する投げ文が。とうとう赤っ鼻は牢に入れられてしまう。赤っ鼻はお蝶(白木万里)のところに将棋を指しに行っていたというのだが、当のお蝶はそれを認めない。じつはお蝶は十七年前に刑死した盗賊の娘で、父親を密告した手下と捕まえた赤っ鼻を狙っていたのだった。

お蝶に狙われていたもと盗賊の手下が捕まるのはあたりまえとして、お蝶とその妹は二人殺して、赤っ鼻に罪をかぶせておいて、江戸払い?親の復讐とはいえ、むちゃくちゃだなあ。江戸時代は女には刑が軽かったというが、これはないでしょ。

脚本内田弘三、監督長谷川洋。